高岡のパキスタン料理店「パークマサラレストラン」(高岡市西町、TEL 0766-54-2006)が昨年12月22日、営業を再開した。
店主はパキスタン南部カラチ出身のグル・タイヤブさん。2016(平成28)年にショッピングモール「トーエープラザ」(高岡市)内で同店をオープン。射水市を中心に多く在住するパキスタン人が集う店として知られ、本格的なパキスタン料理を提供していた。射水とパキスタンをかけ合わせた呼称「イミズスタン」を代表する店として、県内外からカレーファンが駆け付けていたが、2019年10月に閉店した。
昨年8月ごろ、営業再開に向けて動き出し、前店舗の敷地内にある居抜き物件を改装。カウンター5席、テーブル席28席を設けた。店内にはパキスタンの衛星放送を視聴できる大型スクリーンを設置し、クリケットやサッカーなどのスポーツ観戦も楽しめるようにしたという。
シェフはインド東部コルカタ出身で、インドやパキスタンのレストランで腕を振るったシャージさんとカーンさんが務める。イスラム法に則り処理された食材を用い、本場ハラール料理を提供する。
ランチメニューはチキン、野菜、キーマ、バターチキンの4種類から1種類を選んだカレーに、ナン、サラダ、ドリンクが付くAセット(1,000円)、マトンカレーやニハリなどの日替わりカレーにナン、サラダ、ドリンクが付くBセット(1,300円)を提供する。ナンはロティやライスと変更できる。ドリンクはチャイ、ラッシー、マンゴーラッシー、コーヒーから1種類選べる。ほかにもチキンティッカ、シークカバブなどのタンドール料理、ビリヤニ、プラオなどの炊き込みご飯も用意する。
タイヤブさんは「3年ぶりに営業を再開できて一安心。かつての常連さんたちが足を運んでくださり、とてもうれしい。以前と変わらず、本格的なパキスタン料理を提供するので、多くの方の来店をお待ちしている」と呼びかける。
営業時間は11時~22時。月曜定休。