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富山出身の平井敦士監督作「ゆ」上映 舞台あいさつも

ほとり座恒例スタッフ特製の告知看板と平井監督

ほとり座恒例スタッフ特製の告知看板と平井監督

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 富山出身の平井敦士監督による短編映画「ゆ」の上映が7月29日、富山市中心部のミニシアター「ほとり座」(富山市総曲輪)で始まる。

映画のポスター

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 平井さんは、バンタン映画映像専門学院・映画監督本科卒業後、2012(平成24)年に渡仏。パリの映画学校ESECで学び、映画監督ダミアン・マニベルさんに師事した。助監督として多くの撮影現場に参加した後、出身地である富山市水橋で撮影した短編映画「フレネルの光」(2021)が、第73回ロカルノ国際映画祭のインターナショナルコンペティション部門にノミネート。米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル&アジア 2021のジャパン部門で最優秀賞を受賞した。

 富山の銭湯を舞台にした同作は、第76回カンヌ国際映画祭監督週間部門正式招待作品。東京で暮らす主人公・智が、里帰りした実家で銭湯の回数券を手にしたことから物語が始まる。大みそかの夜、40年ぶりに銭湯を訪れた智は、そこに通う近所の人たちの生活と人生に触れる。そうした中、身寄りのないおばあさんがのぼせて倒れてしまう。

 平井さんは「海外の方には不思議な異国の文化として、日本の方には懐かしい風景として、それぞれ違う感覚で見てもらえる作品になった。せりふが富山弁なので、県民の方にはさらに深く映画の世界に入ってもらえるはず。他人とお湯を分かち合い、時間を共有する銭湯の体験は、映画館で映画を見ることと少し似ているように思う。久しぶりに大きな風呂に行く感覚で、劇場に足を運んでいただければ」と話す。

 平井監督による舞台あいさつを2週にわたり行う。7月29日・30日は12時20分の回の上映後、12時50分ごろから、8月5日・6日は14時10分の回の上映後、14時40分ごろからを予定。上映は8月11日まで。

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