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富山に昼から飲める総菜居酒屋 テークアウトや弁当注文も

ぺんぎん食堂の外観

ぺんぎん食堂の外観

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 総菜居酒屋「煮込みと惣菜(そうざい)の店 ぺんぎん食堂」(富山市安田町、TEL076-471-5155)が10月1日、富山駅前にオープンした。

人気メニューのもつ煮込み

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 福井県出身の坂倉有紀子さんがオーナーを務める同店。坂倉さんは短大栄養学科を卒業後、学校給食調理従事者として11年勤務した。「お酒を飲みに行きたい日や、少しの量のいろいろなおかずを食べたいと思うこともあるが、1人で飲食店へ行くには勇気がいると感じていた。自分が行きたいと思えるお店を作ることで、同じ悩みを持つ人のためになるかもしれない」と出店を決意した。

 店名の「ぺんぎん」は坂倉さんのニックネームに由来。開業に必要な情報や知識は図書館で調べ上げ、約1年をかけて準備してきた。店では食事やアルコール提供のほかにも「今日はご飯を作るのが面倒だ」という人のために、日替わり総菜のテークアウト販売も行う。15時から営業しており、昼間からアルコールの飲める店として営業。お弁当やオードブルの予約販売も受け付ける。

 東京・浅草のホッピー通りにあるような、古き良き大衆酒場をイメージした店内はカウンター最大11席と、最大6人掛けのテーブル席などを用意。食事メニューは和食中心で「安心・安全・お酒が進む」を意識した煮込み料理など、約50種類がそろう。

 「自家製もつ煮込み(小)」(480円)、「いぶりがっこクリームチーズ」(630円)のほか、「いくらご飯」(550円)など、ご飯メニューもある。アルコールメニューは瓶ビールのほか、生果実を使った「氷結レモンサワー」「キウイフルーツサワー」(以上550円)、「ヨーグルトハイ」(500円)などのサワー類を充実させた。店で使う「中六醤油(しょうゆ)」(射水市)のしょうゆ販売も行っている。

 坂倉さんは「1人でも気軽に入れる温かい家のような、コミュニティーになる雰囲気づくりを心掛けている。カウンターはドラマチックな場で、出会った人と親しくなり、人とのつながりが広がる可能性は未知数と捉えている。お酒や食事はもちろん、他のお客さまや店員との会話も楽しんでほしい。それが皆の明日への活力へ変わっていくような場所になれたら本望」と思いを込める。

 営業時間は15時~23時。弁当・オードブルは2日前以上の注文予約となり、3,000円から受け付ける。5,000円以上で市内無料配送。

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