イベント「まんだらナイトウォーク 光と香りのページェント」が9月7日・8日、「富山県[立山博物館]まんだら遊苑」(中新川郡立山町芦峅寺古屋敷、TEL 076-481-1216)で開催される。
立山に伝わる立山曼荼羅(まんだら)の世界観を五感で体験できる同施設。「地界」「陽の道」「天界」「闇の道」の4エリアで構成している。
毎年9月に2日間のみ開催する同イベントでは、普段体験することのできない「夜間のまんだら遊苑」を楽しんでもらおうと、キャンドルやLEDライトを使い施設内をライトアップすると共に、アロマオイルや線香を使って香りの演出を行う。今年で13回目の開催となる。
「立山地獄」を表現した「地界」では、オレンジ色の照明とビャクダンの香りで恐ろしい世界を演出。自然の音と香りを楽しむためのゆったりとした「陽の道」の空間では、ハクサンフウロの香りとともにキャンドルの光で天界へ導く光の道を表現する。「立山浄土」を表現した「天界」では、キャンドルとLED、ハスの香りで幻想的な世界を演出。天界から現実の世界へ回帰する「闇の道」は、うねるような暗いトンネルで表現する。
期間中、立山博物館展示館駐車場とまんだら遊苑駐車場間で無料シャトルバスを運行する。荒天中止。
イベント担当の岩崎証意さんは「日中では体験できない夜のライトアップ風景は、インスタなどのスポットとしてもお薦め。普段とは違うまんだら遊苑を楽しんでいただけたら」と話す。
開催時間は18時~20時30分(入場は20時まで)。入場料は、一般=400円、大学生以下・70歳以上無料。