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富山・魚津「ミラージュランド」で音楽イベント 各地のローカル音楽家集合

右上から加藤りまさん、左下から「shibata & asuna」「MOON FACE BOYS」

右上から加藤りまさん、左下から「shibata & asuna」「MOON FACE BOYS」

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 音楽イベント「MIRAGEBURN FESTIVAL 2019 ~第1回 蜃気楼(しんきろう)音楽祭~」が9月15日、魚津市の遊園地「ミラージュランド」芝生広場・ステージ(魚津市三ケ)で開催される。

イベントのフライヤー

 全国から計9組のミュージシャンが集まりライブを披露する。企画したのは、石川県を拠点としヨーロッパを中心に海外20カ国以上でも展示や作品リリースと演奏を行う音楽家、アーティストのASUNA(アスナ)さん。2月には富山県美術館で小型キーボード100台を使ったパフォーマンスを行った。

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 今回のイベントはASUNAさん参加のユニット「shibata & asuna」、バンド「MOON FACE BOYS」、フォークシンガー加藤りまさんの3組が今夏にニューアルバムを発表したことを記念したもの。

 「ミラージュランド」を会場に選んだ理由についてASUNAさんは「もともと埋没林や蜃気楼に興味があり埋没林博物館に度々訪れていて、ミラージュランドや魚津水族館にも立ち寄るようになった。海沿いの立地の素晴らしさ、蜃気楼、埋没林、日本初の水族館、ホタルイカ、米騒動発祥の地などさまざまな神秘的要素が混在し、歴史的にも重要な土地であると実感したと同時に、ここで音楽祭があったら面白いだろうなと思った」と振り返る。「宇奈月町の『善巧寺』で開催されている『お寺座LIVE』の企画にも携わり、富山県での数多くのイベントで音響エンジニアをされている黒部在住の太田智紀さんとの出会いも、今回の企画開催において大きな助けとなった」とも。

 ASUNAさんの声掛けで集まった出演者はジャンルも活動地域もさまざま。東京を拠点に活動するshibataさんとの「shibata & asuna」は、ドイツのクラウトロックの流れをくむシンセサイザーを中心としたミニマルな電子音楽ユニット。「他にはない不可思議な魅力を持っている」(ASUNAさん)という京都のバンド「MOON FACE BOYS」は、隙間を生かした音作りとひねりがある歌詞が特徴のインディーロックを奏でる。金沢の加藤りまさんは古き良きブリティッシュフォークなどに影響を受けながら、英ビクトリア朝の童謡なども研究しているシンガー。

 京都からは、独自の端唄や長唄に取り組む三味線弾きの三浦カヨさん、かつて「Satori School」や「Spasmom」といったハードコアバンドで演奏し、ソロではアメリカンプリミティヴから中南米作曲家の影響を受けているギタリストのtumulus(タミュラス)さんを迎える。石川からヒップホップやスケートカルチャー出身のビートメーカーkyo81(恭81)さんとモジュラーシンセサイザー奏者のエフェクト男さん、富山から異端フォークシンガーの大谷氏が登場する。

 ASUNAさんは「さまざまな音楽性を持つアーティストたちだが、それぞれに共通するのは、ローカルで独自のアーティスティックな視点を持っているところ。個人的で小さな表現を見つめ続けている音楽家たちだと思う。タイトルとしても掲げている『蜃気楼』の名にふさわしい、魚津の『ミラージュランド』だからこその独自の音楽祭になるのでは」と話す。

 12時開場、12時30分開演、17時終演。入場料は1,500円。雨天中止。

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