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富山の書斎カフェで手織りの生活雑貨展 手芸ブックフェアとのコラボも

人気の椅子敷とコースター。絵本のような世界観

人気の椅子敷とコースター。絵本のような世界観

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 富山市にある「書斎カフェcoconie(ココニ)」(富山市婦中町板倉、TEL 076-464-3540)サロンスペースで現在、「浅井洋子 手織りの生活雑貨展」が開催されている。

物語を感じさせるモチーフ

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 昨年11月14日より始まった同展は、今年1月14日までが前期、16日~2月11日が後期となる2部構成。浅井さんが手掛けるウールの椅子敷きをはじめ、ポットマットやコースターといったティーアイテム、タペストリーなどの作品を展示販売する。

 手織り作家の浅井さんは、京都の染織工房でスタッフを務めラグやタペストリーの制作に携わった後、地元富山にて制作を開始。定番の椅子敷きを主に手織りの生活雑貨を京都の「恵文社」など各地のギャラリーで展開し、個展・グループ展でも作品を発表している。
 今回の展示では、浅井さん自身が染色したウール糸を使い「ノッティング」の技法で作られたという椅子敷きを中心に、裏と表の模様が反転した二重織りのコースターなど丁寧な手仕事の作品が並ぶ。「親しみやすいモチーフを織り機の上でお絵描きをするような気持ちで織り込んでいる。こつこつと手を動かすことの楽しさが伝われば」と浅井さん。

 後期では、昨年同店で開き好評だった「旅する本屋 古書玉椿(たまつばき)」によるブックフェア「ちいさなクラフトブック・マーケット vol.2」とのコラボ展示が始まり、刺しゅうや編み物にまつわる国内外の手芸本約200冊を用意する。

 店主の廣瀬恵さんは「浅井さんの手織りの作品に触れ、ご自身の創作を楽しむための本もそろうぜいたくなコラボ展示。この機会に手仕事を愛する多くの方にお越しいただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~22時。火曜・第4日曜定休。

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