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富山の書斎カフェで企画展 アーティストがペイントのフラワーベースと花を楽しむ

さまざまな個性が集まった企画展の様子

さまざまな個性が集まった企画展の様子

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 富山市の書斎カフェ「coconie」(婦中町板倉、TEL 076-464-3540)サロン内で6月27日、企画展「みんなのおとがする」が始まった。

企画展のDM

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 富山・庄川の挽物アーティスト「dasos」の作るチェスの駒のようなフラワーベースにさまざまな人たちがペイントを施し、フラワーアーティスト「Rie wild vine wreath」が花を添えていくという同企画。

 フラワーベースのペイントは、カフェ店主やイラストレーター、学生、現代アート作家、小学生、保育士、画家、デザイナー、DJなど20人以上が参加した。

 フラワーベースはdasosの河崎徹さんが製作。河崎さんは庄川で木工ろくろと木工旋盤を使い、木の皿や小物などの制作を行っている。フラワーベースに花を添えた「Rie wild vine wreath」の西淵吏英さんは、主にブライダルイベントの装花やフラワーギフト制作、リースやスワッグのワークショップなども行う。音楽フェスやイベントなどで空間演出、デコレーションなどを行う「OPEN HOUSE」のメンバー・清水隆之さんが同企画のディレクションを手掛けた。

 企画者の西淵さんは「イメージやインスピレーションなど、言葉にできない感覚をフラワーベースに投影し表現してもらった。出来上がったものは意表を突かれたものばかりで、私も即興的に花を生けてみた。なんだかよく分からないけど面白い! と思うか理解できないと思うかなど受け取り方はそれぞれだけれど、それもまた受け取り手の感じた刺激になるかと思っている」と話す。「個性豊かなそれぞれの感覚があふれる作品を見て、暮らしを楽しむきっかけや小さな刺激になれば」とも。

 営業時間は10時~22時。火曜、第4日曜定休。7月23日まで。

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