米ロサンゼルス出身のシンガー・ソングライター、ルーサー・ラッセルさんが10月15日に、ライブスペースのある日本酒居酒屋「DOBU6(ドブロク)」(富山市総曲輪2、TEL 076-493-0146)でライブを行う。
1970年生まれのルーサーさんは5歳でドラムを始めたことを機に、マルチプレーヤーとしての技術を習得。17歳にして、ボブ・ディランさんの息子ジェイコブ・ディランさんのバンドに、ベーシストとして参加する。80年代末に自身のバンド「ザ・フリーホイーラーズ」を結成し、1991年にアルバム「Waitin for George」でデビュー。70年代のサザンロック、スワンプロックといった泥臭いサウンドを継承する、若きロックンロールバンドとして話題になる。
現在は音楽性をよりポップに広げたソロ活動を展開する一方で、英インディーズロック界の奇才ロビン・ヒッチコックさんのバックギタリストを務めている。パワーポップ・バンドの元祖「ビッグスター」のジョディ・スティーブンスさんとユニット「those pretty wrongs」も結成し、2019年1月にニューアルバムのリリースを予定している。今回が初の来日ツアーとなる。
当日は、富山を拠点に活動するフォークロックバンド「Robin's Egg Blue(ロビンズ・エッグ・ブルー)」がオープニングアクトを務める。
主催のオレンジ・ヴォイス・ファクトリーの越澤勝さんは、「アーシーなアメリカンロックと、ブリティッシュロックの繊細さ、その両方の良さをルーシーさんは兼ね備えている。説得力のある落ち着いた歌と、歌に寄り添ったギターワークも必聴。ぜひとも足を運んでいただきたい」と呼び掛ける。
19時開演。チケットは、前売り=3,000円、当日=3,500円(ドリンク代別途)。