陶器、布、ガラスなどさまざまな分野で活躍する作家の展示会などを行っているギャラリー「ガラスのピラミッド」(射水市)で10月23日から、60人以上の作家の作品を集めた10周年イベント「ガラピまつり」が始まった。
同イベントでは陶芸やガラス、革小物や木工用品などさまざまなジャンルの作品が一堂に展示販売するほか、ベーグルやカレーなどの食事メニューも提供。ダンスやジャズなどのライブも入場無料で開く。
ガラスのピラミッドは、所有者で設計士の水野行偉さんが設計した建物。普段は自身の建築設計事務所兼自宅として使い、定期的なイベントでは自宅の一部をギャラリーとして開放している。特徴的なピラミッド型の外観は、合掌造りなどの伝統的な住宅様式を参考にして造られたという。冬場の積雪荷重を屋根勾配で回避する構造となっている。
水野さんは「2006年にギャラリーを開設して以来、たくさんの作家さんに作品を展示してもらった。これまでの10年に感謝して今回のイベントを立ち上げることにした。より多くの人に作家さんたちの活動を知ってもらえたら」と話す。
開催時間は10時~18時。入場無料。今月26日まで。