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富山・呉羽町のカフェがリニューアル ヴィンテージ家具販売も

北欧ヴィンテージ家具が自然に馴染(なじ)む、木がふんだんに使われた一軒家カフェ

北欧ヴィンテージ家具が自然に馴染(なじ)む、木がふんだんに使われた一軒家カフェ

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 呉羽丘陵の閑静な住宅街に佇(たたず)む「mobler cafe(モブラーカフェ)」(富山市呉羽町)が10月11日、リニューアルオープンした。

冬場使用している薪ストーブもデンマーク製のものが選ばれている

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 店名である「mobler」は、デンマーク語で家具を意味し、その名の通り店内にはヴィンテージの北欧家具がゆったりと配置されている。家具は金沢市のヴィンテージ家具屋「NOW(ナウ)」(金沢市広坂)で、オーナーの押田久雄さんが一点一点選んできたもの。デンマークを代表するハンス・J・ウェグナーを中心にイージーチェアやダイニングセット、チェストやサイドテーブルなどが並ぶ。

 カフェをオープンして4年目。以前はカウンターを設けていた喫茶スペースをなくし、大幅にレイアウトを変えて店内の家具の販売を始めた。リニューアルのきっかけについて、押田さんは「ヴィンテージ家具が好きな人に集まってほしい。実際に家具に触れて現行のものにはない素材の良さを感じてもらえたら」と語る。

 同店で使用する食器やグラスにも「イッタラ」や「アラビア」など北欧のものを選んでいる。メニューには市内の焙煎(ばいせん)店「koffe(コッフェ)」(舟橋南町)の豆を使ったコーヒー、完全予約制のパン店「BLANDFLECK BACKER(ブラントフレックベッカー)」(水橋中町)のシュトーレンや、季節ごとの果物を使った搾りたてのフレッシュジュースなどを用意。「基本的には自分が食べたいものを出している。11月からは魚津のリンゴや呉羽のキウイのジュースを出す予定」と押田さん。

 北欧文化として広く知られるお茶の時間(フィーカ)を体現したかのようにくつろげる雰囲気の店内では鳥のさえずりが聞こえ、晴れた日には立山連峰を望むことができるという。

 購入後の家具のメンテナンスについての相談も受ける。「いずれは家具だけではなく、雑貨なども扱いたい」と笑顔を見せる。

 日曜のみ営業。営業時間は10時~18時。1月~3月は冬季休業。

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