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富山の古書店でガラス作家個展 ライブイベントも

ボードゲームのような作品「Poker」

ボードゲームのような作品「Poker」

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 富山市中心地にある古書店「古本ブックエンド 1号店」(富山市総曲輪2)で、ガラス作家ワタナベサラさんの個展「POKER」が開催されている。

ドローイングの展示の様子

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 静岡県出身のワタナベさんは、倉敷芸術科学大学芸術学部美術工芸学科ガラスコースを修了後、富山ガラス造形研究所造形科を経て現在は同研究所の助手を務める。

 過去に岡山や京都などでの展示はあったが、富山での個展は初めて。古書店での展示について、「ギャラリーでの展示は少し敷居が高いように思う。古書店には、何か面白いものはないかと立ち寄る人が多い。本棚の本を眺めるように作品を見てもらいたい」と話す。同店では1階の入り口付近、階段の脇や本棚の上の壁面にも展示し、店舗内で自然な形で作品が見られるようになっている。

 今回は主にガラスの板に絵を描いた作品で、自分の持つ世界観を表現したという。「どれも自分の中のクリーチャー(創造の生き物)がモチーフで、ストーリー性を意識している。好きな曲のタイトル『Poker』からイメージした」とワタナベさん。

 メーンとなる80×90センチの「poker」などのガラス作品をはじめ、ドローイングも展示されており、作品はすべて購入できる。オリジナルデザインのTシャツやトートバッグも販売している。

 24日には「ブックエンド2号店」(富山市総曲輪4、TEL 076-461-3960)で、クロージングライブ(18時30分開場・19時開演、入場料1,000円に1ドリンク500円)としてワタナベさん自身が作詞作曲をし、ボーカルとウクレレを担当するユニット「ゆがみ」や、関西で活動する音楽仲間の「悲しみかもめ」「みのようへい」の弾き語りライブも開かれる。

 営業時間は12時~19時。水曜定休。今月25日まで。

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