富山市の中心地にある日本酒居酒屋「DOBU6(ドブロク)」(富山市総曲輪2、TEL 076-493-0146)で5月16日、米シンガー・ソングライターのティム・イーストンさんがライブを行う。
ティムさんは地元の米オハイオ州でバンド活動を経た後、1998年にソロデビュー。カントリー、フォークなどのルーツ系ミュージックを、卓越したギターテクニックとハスキーな歌声で現代的にアレンジしてきた。2016年までに8枚のアルバムをリリースしており、オルタナ・カントリーシーンを代表するルシンダ・ウィリアムスさんやロックバンドのウィルコ、ジョン・レノン、ボブ・ディランのセッションで知られる一流ドラマーのジム・ケルトナーさんらがゲスト参加している。
2018年4月には最新作「Paco & The Melodic Polaroids」をリリース。ティムさんがデビュー前から30年間愛用してきたアコースティックギター「Gibson J-45」を使い、レコード盤に直接録音する昔ながらの方式でレコーディングされた。5度目の来日となる今回のツアーでは、最新作のレコーディング風景を再現するスタイルになるという。
主催するオレンジヴォイスファクトリーの越澤勝さんは「新作を引っ提げてのツアーとなる今回は、ティムさんがギブソンの名器1本で録音風景を再現する。その臨場感や緊張感を間近で体験できる貴重な機会となるはず。多くのブルース、フォーク、ロックファンに足を運んでほしい」と話す。
オープニングアクトは、富山を拠点に活動するシンガー・ソングライターの「陽楽」さんが務める。
19時開演。チケット料金は、前売り=3,500円、当日=4,000円。ドリンク代別途。