富山経済新聞の2016年PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、富山市奥田にある大衆中華店「麒麟(きりん)飯店 奥田店」の20周年を伝える記事だった。
2位はイベント出店などで人気の「ベーグルの店 くじら堂」店舗が上市町へ移転した記事。3位は総曲輪にオープンした自然派ワインの店「アルプ」の記事だった。
ランキングは今年1月1日から12月19日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 富山の大泉の老舗中華店が20周年 父から受け継いだ味守り続ける(1/5)
2. 富山「ベーグルの店 くじら堂」が上市町に移転 口コミで評判に(2/26)
3. 富山・総曲輪に自然派ワインバー フランスのワインづくり経験生かす(10/6)
4. 高岡にパキスタン料理店 「イミズスタン」を代表するシェフが腕を振るう(8/24)
5. 富山舞台のロボットアニメ「クロムクロ」話題 南砺の「P.A.WORKS」が制作(6/14)
6. 富山出身「はじめしゃちょー」さんが地元初イベント カターレ富山戦を応援(10/11)
7. 「立山博物館」に地獄カフェ 免罪符で無料ジュース振る舞いも(8/10)
8. 富山のフリーライター・ピストン藤井さん企画展 富山の珍スポットを紹介(3/8)
9. 富山・グランドプラザで「とやまベーカリーマルシェ」 県内外の人気パン店集結(3/11)
10. 富山・石川版「ミシュランガイド」刊行 富山の日本料理店「山崎」が三つ星に(6/1)
本場パキスタン料理が食べられる店として高岡にオープンした店の記事(4位)のほか、インドで修業したオーナーのカレー店(20位)など、インド・パキスタン系料理店のオープンに関する記事が注目を集めた。
半世紀以上続いた大衆中華料理店(11位)やミシュランガイドにも掲載された朝日町のそば店(14位)など、県民に長年親しまれてきた店の閉店も今年は相次いだ。
総曲輪で9年間ミニシアター系の作品を上映し9月末に休館した「フォルツァ総曲輪」。その意思を受け継ぐ形で富山市中心部にシネマカフェがオープンするなど、街なかが活気づく話題もあり、2017年は開発の進む富山駅前・街なかエリアの動きにも注目していきたい。