富山のガイドブック「スピニー」の最新版が4月29日、発行される。
編集者の居場梓さんとライターの高井友紀子さんが2017(平成29)年から自費出版してきた同ガイドブック。「富山の日常を旅する」をコンセプトに、毎回テーマに沿った内容で発行する。写真を京角真裕さん、デザインを高森崇史さん、イラストを井上佳乃子さんとアーロン・ジョセフ・セワードさんが、それぞれ手がけている。
最新版は「とやまの街歩き100店ガイドマップ」のタイトルで、観光客に向けに富山市の街歩きを楽しんでもらう地図を作成。同ガイドブックが4号にわたり掲載してきた店も入れ、富山駅周辺から西町周辺までのお薦めスポットを紹介する。
付録には、京角さんが撮り下ろした風景写真のポストカードと、高井さん、居場さんによるお薦めピックアップ店を載せた小冊子を付ける。
「あまり親切に作られたマップではないのだが、富山の旅で気になるところをチェックする際の参考資料として使ってもらえれば」と居場さん。高井さんは「地図を見ながらゆっくりと、富山の日常に触れる街歩きを楽しんで」と話す。
同日、富山駅構内で行われるブックイベント「BOOK DAY とやま」で発売を開始する。以降の販売情報はインスタグラム、フェイスブックで知らせる。