煮込みうどん専門店「糸庄(いとしょう)」と「焼肉ハウス大将軍」による鍋焼きうどんのポップアップショップが、富山市中心市街地の複合施設「SOGAWA BASE」(富山市総曲輪)に3月4日から出店している。
1972(昭和47)年創業、名物「もつ煮込みうどん」で知られる糸庄と、1987(昭和62)年創業、富山市内に3店舗を構える焼肉ハウス大将軍は、長年県民に親しまれてきた存在。両店のコラボレーションが話題を呼び、オープンから連日にぎわいを見せている。
コラボのきっかけについて、大将軍を経営する「ガネーシャ」代表の本田大輝さんは「糸庄が3代目の方になり、新しいことにチャレンジしていきたいという意気込みがあった。コロナ禍の今だからこそ、人が明るく楽しく食べてほしいとの思いから実現した」と振り返る。
独特のコクとうま辛さが人気の「鍋焼きもつ煮込みユッケジャンうどん」(1,200円)は、甘口から超辛まで5段階で辛さが選べる。味のこだわりについて本田さんは「25年前からの当店名物『ユッケジャンうどん』の牛骨スープと具材、糸庄名物のうどんともつ煮込みを組み合わせた。ダブルのうま味を引き出した」と話す。
「黒毛和牛特選牛すき鍋うどん」(1,500円)は、糸庄「牛鍋うどん」をベースに、大将軍の職人がスープにマッチするような肉を厳選。生卵をつけて食べる。「ライス」(200円)「チーズリゾット」(300円、ディナー限定)などのサイドメニューも用意する。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~21時(土曜・日曜・祝日は通しで営業)。水曜定休。今月21日まで。