![絵本がそろった明るい雰囲気の「親子スペース」](https://images.keizai.biz/toyama_keizai/headline/1445343401_photo.jpg)
富山県ゆかりの作家や文学作品を展示する「高志の国文学館」(富山市船橋南町、TEL 076-431-5492)内の「親子スペース」に10月10日、絵本300冊が新たに加わった
今回蔵書に追加した絵本は、「親子読書地域文庫全国連絡会」が推奨するものや図書館のための選書カタログをもとに、読み聞かせに適したものを中心に選ばれた。昔ながらの名作から新作までを幅広く取りそろえており、家庭ではなかなか置くことのできない大型の本もある。
絵本を置く「親子スペース」は小さな子どもたちが絵本に親しめる空間として設けられ、木材や和紙をふんだんに用いた明るい内装が特徴の部屋。親子で一緒に絵本が読めるソファや子ども用の机・椅子、遊具も設置する。
同スペースでは月に一度のプログラムとして、数人のスタッフで絵本の読み聞かせを行う「読み聞かせ広げ隊」も実施。日時は毎月第4日曜、11時から1時間程度で、参加無料。
10月31日には同館内研修室101で「ハロウィーン・パーティーをしよう」を予定。富山県職員であるアブラム・リオンさん、アシスタントとして富山県立富山中部高等学校・英会話部の生徒を迎えてハロウィーンにまつわる絵本の読み聞かせやゲームなどの企画を実施する。
高志の国文学館事業課長の守内紀子さんは「一人でも多くのお子さまに、絵本に親しみ楽しい思いを体験してほしい」と話す。
開館時間は9時30分~17時。火曜休館。入館は無料、常設展・企画展は別途観覧料が必要。