立山の麓に立地するコンビニエンスストア「立山サンダーバード」(立山町、TEL 076-483-3331)で、「おでん」「肉まん」など4種の期間限定サンドイッチの販売が始まった。
赤みそダレの「おでん」(左)とソース&マスタード味「肉まん」
同店は店主の伊藤敬吾さんが手作りする55種類にも及ぶサンドイッチ、ハンバーガーや、立山の井戸水で米を炊き上げたおにぎり、昆布締めが売れ筋商品。
サンドイッチは、スナック菓子「ベビースターラーメン」とチャーシュー、メンマをパンに挟んだ定番「ラーメンサンド」(270円)のほか、立山町で採れた里芋を使った「立山コロッケ」(430円)、富山湾の宝石・シロエビをふんだんに取り入れた「シロエビコロッケ」(430円)など、地元の名産とコラボした品も人気が高い。
今回、3月末までの期間限定で販売されるサンドイッチ4種(各270円)。がんも、ごぼう天、ゆで卵といったおでんの具材に、赤みそダレをトッピングした「おでんサンド」は、和風テイストの懐かしい味わいが特徴。「肉まんサンド」「ピザまんサンド」「カレーまんサンド」は、それぞれ中華まんを挟んだもの。伊藤さんは「これまで当店ではコンビニの冬の定番である肉まんを売ってこなかった。普通に販売するよりも、この際、サンドイッチにして挟んだ方が面白いと思って作った」と話す。さまざまなソースに付けて中華まんを食べる地域があることを知り、とんかつソースとマスタードをトッピングした。
同店のフェイスブックで新商品の情報を知り買いに来た客や、面白がって買っていく客も多く、売れ行きは順調だという。
同店を家族と訪れた富山市在住の40代男性は「肉まんの餡(あん)だけを挟むのではなく、肉まんを丸ごとパンで挟むという豪快な発想がサンダーバードならでは。今後もどんな新種のサンドイッチが登場するのか楽しみ」と話す。