富山の名産品や観光地などのモチーフを用いたテキスタイル「富山もよう」が、地元企業とコラボしたフェースタオルとハンカチタオルを7月8日に販売した。
県内でトップシェアを誇る「北日本新聞」の創刊130周年記念企画として、「富山もようプロジェクト」が2014(平成26)年にスタート。フィンランドのライフスタイルブランド「マリメッコ」や、スペインのマヨルカ島のシューズブランド「カンペール」など、世界的ブランドのデザインを手掛ける鈴木マサルさんがテキスタイルを制作した。立山連峰、シロエビなどをモチーフにしたテキスタイルを、4日連続でラッピング紙面として初披露し、話題を呼んだ。これまでに11種類が発表され、地元企業や自治体とコラボしたプロダクトやキャンペーンに発展している。
今回は県鳥である雷鳥と、名産品のガラス工芸をモチーフにしたテキスタイルを採用。地元企業「セルダム」(富山市上冨居)が独自開発した高品質コットン「フェザーコットン」を使った、フェースタオル(税別1,600円)とハンカチタオル(税別800円)の2種を用意する。
インド南部デカン高原で栽培された最高級の綿花を使ったフェザーコットンは、吸水性、保温性、通気性、耐久性に優れており、滑らかな肌触りが特徴。肌の弱い子どもたちや、敏感肌に悩む人にも安心して使えるコットン素材となっている。日本最大のタオル生産地、愛媛・今治でタオルを織り上げ、今治タオルのブランド認定商品となっている。