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富山で鈴木卓爾さん監督作品の先行上映会 俳優・井浦新さんの舞台あいさつも

「嵐電」でノンフィクション作家を演じる井浦新さん

「嵐電」でノンフィクション作家を演じる井浦新さん

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 シネマカフェ「HOTORI×ほとり座」(中央通り1、TEL 076-422-0821)が7月に特集上映を予定する映画「嵐電(らんでん)」「楽隊のうさぎ」の、舞台あいさつ付き先行上映会が6月29日、富山市中心部にある文化施設「富山市民プラザ アンサンブルホール」(富山市大手町6)で開催される。各回の上映後には、両作品に出演している俳優の井浦新さんが舞台あいさつを行う。

ポスターと「楽隊のうさぎ」ポスター

 上映する両作品は、いずれも鈴木卓爾さんが監督を務める。新作となる「嵐電」(2019年)は、映画創成期より撮影所が多く作られた京都の京福電気鉄道嵐山線沿線を舞台に、3組の男女の恋愛模様が描かれている。劇中の音楽は、あがた森魚さんが手掛ける。2018(平成30)年2月から3月、京都市、東映京都撮影所、嵐電の京福電気鉄道、嵐電沿線住人の協力を得て撮影が行われた。

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 「楽隊のうさぎ」(2013年)は、静岡県浜松市を舞台にした吹奏楽部員少年の成長物語。オーディションで選ばれた地元の子どもたちが出演し、差し替え一切なしの演奏が収められている。これまでに、全国の街なか映画館のネットワーク「シネマシンジケート」加盟館をはじめ、全国のミニシアター、単館系映画館、地域シネコン、富山のイベント施設「フォルツァ総曲輪」(現在休館中)で上映されてきた。

 今回の上映会を企画したのは、県内各地で映画上映などを手掛ける樋口裕重子(ゆちこ)さん。樋口さんは「以前『楽隊のうさぎ』が上映された際には、『地域映画とは思えない』『フィクションなのかドキュメンタリーなのか分からない』『出演している中学生は本当に役者経験がないの?』など、地域の小さな映画館から映画芸術の未来を考えさせられる声がたくさん聞かれた。全国のミニシアターと協働している楽しさもあった」と振り返る。

 樋口さんは「鈴木卓爾監督の新作上映に合わせて、新しく誕生した街なかシネマカフェ『HOTORI×ほとり座』で何作品かをまとめて見ていただくよい機会となれば。先行上映では、公共ホールならではの開放感と、クオリティー高い設備、長時間座っていても疲れない椅子でゆったりと映画を楽しんでもらいたい」とも。

 「楽隊のうさぎ」は10時15分開場、10時45分~12時22分上映。「嵐電」は13時15分開場、13時55分~15時50分上映。料金は、一般=1,800円、20歳未満=1,000円、障がい者手帳所持=1,300円(介助者1人まで無料)、未就学児=無料。2作品通し券は、一般=3,200円、20歳未満=1,800円、障がい者手帳所持=2,200円。予約は「HOTORI×ほとり座」店頭、電話、メールで受け付ける。

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