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富山・朝日町の和菓子店で「春の四重奏」 地元名所を和菓子で表現

朝日町の名所をイメージした「春の四重奏」

朝日町の名所をイメージした「春の四重奏」

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 富山・朝日町の和菓子店「大むら菓子舗」(朝日町沼保、TEL 0765-82-0422)が3月中旬、上生菓子「春の四重奏」の販売を始めた。

朝日町舟川の「春の四重奏」

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 店主の大村邦夫さんは1938(昭和13)年、下新川郡朝日町生まれ。東京での修業などを経て、1961(昭和36)年に地元で同店を開業。餅の卸売りをメインに営業していたが、60歳を過ぎてから生菓子を手がけるようになった。修業時代、歌舞伎の公演で提供される和菓子を作っていたこともあり、大村さんの開発した商品は茶道が盛んな地元で評判を集めた。

 その後、特産品の開発依頼が舞い込み、看板商品「ヒスイ羊かん」を考案。翡翠(ひすい)の原石が採取できる名所・宮崎海岸で、大きな原石を拾った大村さんは、白と緑が混ざり合った美しい姿に魅了されたという。翡翠をようかんで表現しようと思い立ち開発に至った。丸2日間かけて作られる同商品は、朝日町を代表する土産品として長らく親しまれているという。

 ほかにもホタルが集まる笹川をイメージした「ほたる最中」、県内最古の酒蔵「林酒造場」の「黒部峡」大吟醸と酒かすを使った和菓子セット「古志路の宴」など、地元に根付いた商品を販売している。

 毎年、季節に合わせた新作の上生菓子を販売。今春の新作は朝日町舟川の春の風物詩をモチーフにした「春の四重奏」。4つの生菓子を使い、立山連峰の雪山を「淡雪かん」、舟川べりの桜並木を「新引羊かん」、菜の花を「時雨(しぐれ)」、チューリップ畑を「紅羊かん」で見立て、一つの名所として表現した。層ごとに味や食感が違うユニークな商品となっている。

 大村さんの娘・幸子さんは「これまで県内外から幅広い年代のお客さまに支えられ、和菓子を広めていただいた。今年は朝日町が誇る景色を上生菓子で表現したので、味も見た目も楽しんでもらえれば」と話す。

 営業時間は9時~19時。火曜定休。

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