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富山でギタリスト鈴木茂さんトーク 「はっぴいえんど」中心にキャリアを振り返る

はっぴいえんど、ティン・パン・アレーで知られる鈴木茂さん

はっぴいえんど、ティン・パン・アレーで知られる鈴木茂さん

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「大人の音楽談義2019 第1回 ワインディング・ロード50年 鈴木茂が語る『はっぴいえんど』」が8月10日、富山市中心部にある文化施設「富山市民プラザ」(富山市大手町6)で行われる。

進行役の音楽評論家の湯浅学さん

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 今年で8年目となる同イベントは、これまでブロードキャスターのピーター・バラカンさん、音楽家の小西康陽さん、ミュージシャンのカジヒデキさんらをホストに迎え、音楽の魅力を多角的に解説してきた。今回は今年で活動開始50周年を迎えるギタリスト、鈴木茂さんが登壇する。

 鈴木さんは細野晴臣さん、大瀧詠一さん、松本隆さんらとフォークロック・バンド「はっぴいえんど」を結成し、1970(昭和45)年にデビューアルバムをリリース。2作目「風街ろまん」、3作目「HAPPY END」といった名盤を残して解散する。バンドの活動期間はわずか3年程度にもかかわらず、アメリカのウエストコースト・サウンドに叙情的な日本語をのせたスタイルで、日本の音楽シーンに大きな風穴を開けた。

 1974(昭和49)年に単身、米ロサンゼルスに渡った鈴木さんは、同地でレコーディングを敢行した「BAND WAGON」でソロデビュー。帰国後に「鈴木茂&ハックルバック」を結成し、全国ツアーを行った後、細野さん、松任谷正隆さんらと組んだ「ティン・パン・アレー」のメンバーとして、数多くのセッションを重ねる。これまでソロとして7枚のアルバムを発表する傍ら、スタジオワーク、アレンジャー、プロデューサーとしても活躍。2003(平成15)年には、再び自らのバンド「鈴木茂BAND」を結成し、積極的にライブ活動を展開している。

 今回は鈴木さんの音楽活動の原点である「はっぴいえんど」を中心に、解散後の各メンバーとのエピソードなどを交え、自身の濃密なキャリアについてトークをする。ミニライブとして、卓越したギターワークも披露する予定。進行役に音楽評論家の湯浅学さんを招く。

 イベント終了後には、湯浅さんによるトークイベント「ナイアガラ・アナログ・ナイト」を「Café 54」(富山市中央通り)で行う。大瀧さんのレコードレーベル「ナイアガラ」を中心に、湯浅さん厳選のレコードをかける。定員25名。

 18時開演。料金は前売り=3,000円、当日=3,500円。「ナイアガラ・アナログ・ナイト」は21時開演。料金は2,500円(ドリンク代別途)

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