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富山で音楽映画「ノーザン・ソウル」上映 初回上映後にDJイベントも

HOTORIで行われたLIVEBUZZの様子

HOTORIで行われたLIVEBUZZの様子

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 1970年代を舞台にした青春ドラマ「ノーザン・ソウル」の上映が4月13日、富山市中心商店街のシネマカフェ「ほとり座」(富山市中央通り1)で始まる。

映画のチラシ

 同作は、ユース・カルチャーの描写に定評があるファッションフォトグラファー、エレイン・コンスタンティンさんが、1960年代にイングランド北部の労働者階級の若者たちから生まれた音楽ムーブメント「ノーザン・ソウル」の最盛期である当時の熱狂を、自身の体験をもとに描いた初監督作品。2014年にイングランドで公開され、英国アカデミー賞にもノミネートされた。

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 日本ではあまりなじみのない「ノーザン・ソウルカルチャー」をテーマにしており、本国での公開当時は日本では上映されなかったが、2017年に東京の自主上映団体が限定上映イベントを行ったことがきっかけで劇場公開が実現した。

 ノーザン・ソウルとはクラブDJ個人のセンスで、イングランド北部の若者が好んだロンドンで流行していた音楽とは異なる特定のソウル・ミュージックを指し、ジャンルとして定義はないとされている。クラブで激しく踊れることを重要視したDJが、貴重なシングル・レコードや誰も知らない曲を探し出し、客を踊らせることに情熱を注ぎ、呼応する観客がアクロバティックに踊るのが特徴とされる。

 同作では、学校・家庭に居場所がなく退屈な日々にうんざりしていた高校生が、ノーザン・ソウルに魅了されDJ活動を開始し、レコードを手に入れるためアメリカへ行くことを夢見て、音楽を通して活路を見いだす様子が、当時の若者たちが好んだソウル・ミュージックに合わせて描かれている。初回の上映後には同会場で、DJイベント「LOVEBUZZ(ラブバズ)」も行われる。

 DJのCHIGONさんは「『ノーザン・ソウル』はイングランドの中心地ロンドンではない、地方都市で生まれた文化。映画のように、富山で鬱屈(うっくつ)とした思いを抱える若者に見てもらい、DJがかける音楽で楽しく踊ってもらえたらうれしい」と話す。

 19時30分開場、20時上映(DJイベント=22時~)。チケット料は、映画+イベント=2,500円。4月26日まで。

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