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黒部の寺院でアート企画展 北インド古典音楽のライブも

左は玉分さん、右上は梅田さん、右下は藤井さんの作品。

左は玉分さん、右上は梅田さん、右下は藤井さんの作品。

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 アート企画展「釈迦(しゃか)十大弟子とジャータカ物語」が4月6日より、黒部市にある寺院「白雪山善巧寺(はくせつざんぜんぎょうじ)」(黒部市宇奈月町浦山、TEL 0765-65-0055)で行われる。

新井孝弘さん(左)とユザーンさん

 お釈迦様の誕生月間に合わせて行われる企画展。仏教をテーマに、現代作家へ作品制作依頼し、作品を中心とした展覧会となる。企画は、室町時代開基の浄土真宗本願寺派である同寺院の22代住職となる雪山俊隆さんが行った。「4月はお釈迦様の誕生月であり、寺は文化の発信地。五感を通してさまざまなご縁づくりをしてほしい」と経緯を振り返る。

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 今回作品を制作するのは、版画家の玉分昭光さん、色絵磁器作家の梅田かん子さん、ガラス作家の藤井友梨香さんの3人。

 玉分さんは入善町在住。富山大学大学院美術教育専修を終了後、タイやブラジル、日本などで教壇に立ちながら作品を発表してきた。数々の展覧会で賞を獲得し、現在は国内外において活躍の場を広げている。梅田さんは高岡市生まれ。金城短期大学美術科を卒業後、九谷焼作家の松本佐一さんに師事。その後、地元・高岡に工房を築く。2009年「めし碗(わん)グランプリ磁器部門」最優秀賞の受賞をはじめ、数々の賞を獲得している。藤井さんは女子美術大学ガラスコースを卒業後、アメリカやカナダの作家の下で修業を積んだ。2015年、富山市ガラス美術館に作品を収蔵し、毎年個展やグループ展などにおいて積極的に作品を発表する。藤井さんの作品は、七宝焼の「ガラス胎有線七宝」という特殊な技法を用いているのが特徴。

 作品の展示は、明治時代の建築物である同寺院のハード面をフルに生かした会場で行う。雪山さんは「大正時代に建設した奥の間や蔵などのスペースも見どころ」と話す。会期中は、寺院内にカフェを併設。土曜・日曜のみ12時より出店ランチを提供する(6日、27日はカフェのみ営業)。

 関連イベントとして4月17日、タブラ奏者のユザーンさんとサントゥール奏者の新井孝弘さんを招き「北インド古典音楽ライブ」を開く。ライブのチケットは、「スズキ―マ」のカレーが付く「カレーセット券」もある。

 雪山さんは「依頼作品は、お釈迦様の弟子と前世物語をテーマにしている。いずれもインドで生まれた文化ということから、インド古典音楽のスペシャルライブも開催することになった。展覧会と併せて、インドな夜を楽しんでいただきたい」と話す。

 開催時間は13時~17時。入場無料。火曜定休。ライブは18時開場、19時開演。料金は、前売り券=3,000円、カレーセット券=4,000円(要事前申し込み)。