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上市町が法被をリニューアル PRツールの一つとして

法被を着た上市町の職員

法被を着た上市町の職員

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 上市町が2月7日、上市町を宣伝するアイテムの一つとして法被デザインを新調したことを報告した。今後、上市町職員やイベントスタッフなどが会場で法被を着て魅力発信に努めていくという。

法被の背のデザイン

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 新しい法被は、伝統的なデザインと現代的なデザインを取り入れた。背中には上市町の象徴でもある剱岳のイラストをあしらい、腰部分には子孫繁栄の願いが込められた古典柄「豆絞り柄」を末広がりの数字「八」をベースに並べた。

 法被デザインを手掛けたGATHER AROUNDは「上市町に伝わる伝説の火消し『かみいちもん・中村治助』は江戸時代、地域のために尽くしたと聞いた。彼へのリスペクトを込めて、江戸時代のイメージや消防はんてんのイメージも盛り込んだ」と振り返る。

 プリントは富山でシルクスクリーンなどを手掛ける「サエキ画版」が行った。風合いを重視するために、白い部分は手作業で色を抜き、さらに朱色を染み込ませた。

 GATHER AROUNDは「町のさらなる反映に貢献したいという気持ちで手掛けた。この法被を着た人たちが、県内外で活躍していただけることを願っている」と話す。

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