富山市中心街にあるコーヒースタンド「SIXTH OR THIRD COFFEE STAND(シックスオアサードコーヒースタンド)」(富山市総曲輪2)で2月16日、イギリス出身のシンガー・ソングライター、レイチェル・ダッドさんのライブが行われる。
レイチェルさんは17歳でファーストアルバムをリリース後、ユニット「ホエールボーン・ポーリー」や「ザ・ハンド」などのサイドプロジェクトも開始。現在までに10点を超える音源作品を発表するほか、歌手のUAさんらに楽曲も提供している。近年はパートナーであるICHIさんと共に、広島の尾道とイギリスのブリストルを拠点に活動。ハンドメードブランド「マグパイ」を立ち上げ、展覧会やワークショップも開催するなど幅広い創作を行っている。
今回のイベントは1周年記念ライブとして企画。店主の井上佳乃子さんとレイチェルさんは、2009年に富山市呉羽のカフェ「45cafe(フォーティーファイブカフェ)」で開かれたレイチェルさんのライブで出会った。親睦を深めた2人は、イギリスのシェアハウスでルームメイトだったこともある。井上さんはレイチェルさんの魅力について、「笑顔がとてもチャーミングで太陽のような人。いつも彼女の周りには人が集まってくる」と話す。
今回はバンジョー、ギターの弾き語りスタイルで、レイチェルさんがパフォーマンスを行う。セッションでは、ミュージシャンとしても活躍する井上さんがサックスとコーラスで参加。井上さんの夫でイギリス出身の画家アーロン・セワードさんによる、ライブペインティングも予定されている。
会場となるのはライブや展示などのイベント時のみ使われる店舗2階。1階では「45cafe」が特製サンドイッチ、カレーなどのフードとドリンクを提供する。
井上さんは「店を始めた時から念願だったライブを1周年の節目にできてうれしい。レイチェルさんがライブで作り出す世界観に触れてほしい」と話す。
18時30分開場、19時開演。入場料は、一般=2,000円、小・中学生=1,000円。予約は同店フェイスブック、インスタグラムまたは店頭で受け付ける。