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富山のカフェで金曜限定カレー 個性派カレー店をゲストに迎えて

左上から「HOTORIカレー」、「spice stand カレーガーデン」、左下は「スズキーマ」。週替わりでカレーが登場(800円~1,000円を予定)

左上から「HOTORIカレー」、「spice stand カレーガーデン」、左下は「スズキーマ」。週替わりでカレーが登場(800円~1,000円を予定)

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 富山市中心商店街にあるカフェ「HOTORI」(富山市中央通り1)で1月より、特別営業となる「カレー & バー」が始まった。

1月11日に行われた「カレー&バー」の様子

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 毎週金曜の夜限定で営業する企画。店長・江尻卓也さんによる「HOTORIカレー」を提供するほか、不定期で今後実店舗の開店を目指すカレー料理人たちをゲストに迎えていく。

 同店の前身であるイベントスペース時代から、カレーは隠れメニューとして定評があったという。江尻さんは元々常連客の一人で「カレーを食べるのも作るのも大好き。『HOTORI』にカレーがあったことで、客として通うきっかけになった。これからは、個性的なカレーの作り手と共に店を盛り上げていきたい」と話す。

 「HOTORIカレー」は気まぐれで内容が変わり、サンドイッチとスパイスの融合など同店ならではの提案もしていく予定。

 11日にはSNSを中心に話題を呼んでいる架空のカレー店「スズキーマ」の鈴木崇之さんをゲストに迎え、約80人が来店しにぎわいを見せた。「スズキーマ」のキーマカレーは、スパイスの複雑さと後を引くあっさりした味わいが特徴。鈴木さんは「インドやタイなど、世界のカレーが日本人によってアレンジされた『クラフトカレー』という新しい文化が生まれていると思う。僕が作っているのも、アレンジを重ねたスパイス料理の複合体で、カレーというよりはスパイシーまぜご飯、スパイシーおでんといった感じ。これからイベント出店やケータリングで味を知ってもらい、開店につなげたい」と意気込んだ。「スズキーマ」は2月以降も登場予定。

 今月25日には、自家栽培や県産野菜を使い、インド風のオリジナル創作カレーやスパイスおかずを提供する「spice stand カレーガーデン」を迎える。今年の春ごろに、富山市中心部で開業予定の味をいち早く楽しむことができる回となっている。

 営業時間は18時~24時(11時30分~17時は通常営業)。

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