マルシェイベント「庄川商店」が9月28日、砺波市の「道の駅 庄川」(砺波市庄川町示野)で開催される。
国道156号線沿いにある同道の駅は、地元野菜をはじめ地元の農家・企業などが開発した商品を販売。マルシェイベントは「近所のお年寄りや主婦が、普段使いのスーパーでは買えないおいしいお総菜・パン・お菓子が手に入れられる楽しみ」をコンセプトに開き、今回が2回目となる。
出店は、前回出店したコーヒー焙煎(ばいせん)店「máni-coffee(マウニ・コーヒー)」(南砺市)、洋菓子製造販売「パティシエールなかやま」(砺波市)、大豆粉を使った低糖質パンを扱う「low carb bakery hope(ローカーボベーカリー・ ホープ)」(富山市)の3店のほかに、自転車でサンドイッチ販売を行う「トマチサンドイッチ店」(富山市)、手作りスモークベーコンや総菜販売の「手作り工房 風の薫り」(富山市)、カット野菜の「ユーキフーズ」(砺波市)、和菓子製造販売の中尾清月堂(高岡市)の4店が加わる。
今回はテーマ食材に「梨」を設け、各店舗で梨を使用したスイーツや料理を提供する。梨の品種は「幸水」や「豊水」といった従来品種のほか、南砺市の農家が作った「南水」も使用。トマチサンドイッチ店の「呉羽梨のタンドリーチキンサンド」や、会場の「道の駅 庄川」による「トナミ醤油(しょうゆ)の呉羽梨入り万能たれ 焼肉おにぎり」、クリームチーズと梨の「梨ピザ」など、各店が工夫とこだわりを持って作ったメニューが並ぶ。同日はフードコートで、地元食材を使ったランチの提供も予定している。
マウニ・コーヒーの櫻井美月さんは「当日は梨に合うすっきりとしたコスタリカ産の豆を用意する。梨以外にも、秋を感じられるブドウや栗のメニューが並ぶ。平日開催だが、遊びに来ていただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は10時~15時。