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富山・岩瀬にカフェを併設したコミュニティースペース 障がい者の就労支援を行う

富岩運河の中島閘門を模したカレー

富岩運河の中島閘門を模したカレー

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 北前船の廻船問屋が立ち並ぶ情緒あふれる岩瀬地区に、コミュニティースペース「MUROYA(ムロヤ)」(富山市東岩瀬村、TEL 076-437-6665)がオープンして2カ月が経過した。

「ムロヤ アートラボ」の様子

 同事業所は介護・リハビリ施設を運営してきた「社会福祉法人アルペン会」の新規事業。障がい者や高齢者らの自立を支援し、社会で活躍できるようさまざまな取り組みを行う。施設内にはカフェやショップ、イベントスペースを併設。一般企業の就職を目指し、障がい者がスタッフから技術支援を受けながら、店員として接客し、野菜の切り込みなどの作業を行っている。

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 カフェでは立山の麓で放牧されて育った富山県産「悠牧豚」や、有機質の肥料で育てた無農薬野菜、自然栽培野菜を使ったランチメニューを提供。富岩運河の中島閘門(こうもん)を模したカレーは、煮込み野菜と豚エキスをベースとしたひと品で、インスタ映えもすることから人気メニューとなっている。

 海洋深層水を製塩した「滑川 銀の塩」を使ったジェラート、岩瀬の地酒「満寿泉プラチナ大吟醸」の酒かすを使ったマカロンなども提供するほか、本格的なチェコのクラフトビール、「満寿泉」の4種飲み比べなどのアルコールメニューも豊富だ。ショップでは野菜やスイーツをお土産として購入できる。

 イベントスペースでは、アーティストのトムスマ・オルタナティブさんによる「ムロヤ アートラボ」を定期的に行う。7月29日に行われた初回は「五感六感シャッフルDay!」と題し、子どもたちと共に感覚遊びをするワークショップを行い、自由な発想の下で新たなランチメニューを考案した。8月25日の第2回では実際に新メニューが提供され、「ランチをより楽しめるアイテム」を創作する予定。

 同事業所の佐治直さんは「障がいの有無に関係なく誰もが活躍できるコミュニティースペースであり、学んで、食べて、楽しめるのが特徴。子どもたちの就労体験ができたり、地域の方がイベントスペースを活用されたりと、世代や障がいを越えてつながりを感じられる場所にしていけたら」と話す。

 営業時間は10時~16時(夜は貸切対応可能)。火曜・水曜はランチメニューのみ休み。イベントスペースの利用は要予約