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立山博物館が地獄博物館に えんまやてんぐがクイズを出題

昨年のイベントの様子

昨年のイベントの様子

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 富山県立山町にある「立山博物館」(立山町芦峅寺、TEL 076-481-1216)で8月10日・11日、「ミュージアムdeナイト in芦峅寺」が行われる。

てんぐにコスプレした学芸員

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 立山の自然と人間の関わりについて学術的・総合的に調査研究し、立山の歴史や文化、信仰などを紹介する同館。13ヘクタールにも及ぶ広大な敷地は、教界・聖界・遊界の3つのゾーンで構成されており、それぞれに旧宿坊の「教算坊」や立山信仰を五感で体感する「まんだら遊苑」などの施設を設ける。

 同企画は立山博物館の中核となる展示館の恒例イベント。夜間に特別開館する「地獄博物館」として、おどろおどろしい雰囲気の中で立山曼荼羅(まんだら)の絵解き解説などを行う。「えんま」や「てんぐ」のコスプレをした学芸員による立山クイズや、敷地内を巡るスタンプラリーも実施。怖いものが苦手な来場者向けに、幻想的な光の世界が広がる教算坊の庭園散策コースも用意する。

 学芸員の細木ひとみさんは「博物館は難しいところ、勉強するところという堅苦しいイメージがある。今回の企画ではそのイメージを打破する、『怖いけど楽しい』と思えるような普段とは違う演出を施す。立山地獄を勉強しつつも、思いっきり怖がって遊んでもらいたい」と呼び掛ける。

 開館時間は18時~21時。料金は一般=300円、大学生以下、70歳以上は無料。

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