富山市の中心街にあるデパート「富山大和」(富山市総曲輪、TEL 076-424-1111)6階ホールで、7月27日、世界のミニカーやジオラマを集めた企画展「ワクワク 超精密ミニカーフェスティバル」が始まる。
富山市内での大規模展示は今回が初となる同展では、1/18スケールミニカーを収集する鉄田貴則さんのコレクションなどを展示。メルセデスベンツのレーシングカーを運ぶ1934(昭和9)年~1938(昭和13)年製のトランスポーター「メルセデスベンツ LO 2750」の1/18スケールダイキャストミニカーをはじめ、全長72センチの1/6のビッグスケールミニカーなど約1000点に及ぶ貴重資料が一堂にそろう。実車のようにミニカーを撮影できるジオラマ、2人同時走行可能なスロットカーなどの体験型ブースも設ける。
石川県・金沢市在住の鉄田さんは、20年以上もボランティアで「いしかわ子ども交流センター」(金沢市)でミニカー展示を行っている。親子2代にわたって車ファンを増やそうと、家族連れでも楽しめる要素をふんだんに取り入れた企画を精力的に展開している。
今回のイベントに際し鉄田さんは、「1/18スケールのクラシックトランスポーターは、2300以上のパーツで構成されている。まるで実車のように見えてしまうほど、クオリティーが高い超精密ミニカーの一つ。見るだけでなく親子で一緒に触れて、学び、体験することで、ミニカーの魅力を知ってほしい」と話す。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場料は、大人=900円、中学生以下・3歳未満=500円、2歳以下無料。8月6日まで。