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富山で「予防医学と和ハーブ」講座 自然の恵みで健康的な暮らし提案

茶や万能薬として古来より親しまれてきたという和ハーブ「ドクダミ」

茶や万能薬として古来より親しまれてきたという和ハーブ「ドクダミ」

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 「富山県民共生センター サンフォルテ」(富山市湊入船町)で11月19日、「予防医学×和ハーブ講座 『あなたの家族と地域を守る』」が開催される。

参加を呼び掛ける「とやま健康賢人会」の附(つけ)さん

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 「とやま健康賢人会」が企画する同講座。日本人が古くから有効活用してきた、ゲンノショウコ、センブリ、トウキなどに代表される伝統薬草を「和ハーブ」と位置づけ、富山の薬草文化を「セルフケア」の見地から再発見し、身土不二(しんどふじ)という考え方と融合させることで現在・未来へとつなぎ、地域文化を発信する新たな手法を探すのが目的。

 同講座の講師は「和ハーブ協会」代表理事の古谷暢基(まさき)さん。富山での講演は今回が初めて。講座では「自身や家族の健康を守る『セルフケア』について学ぶ講座」「日本の伝統療法である薬草の活用法を『和ハーブ』の切り口で学ぶ講座」の2部構成を展開する。

 「とやま健康賢人会」代表で看護師の附(つけ)裕子さんは「過去に体調を崩した際、人間が本来持つ治癒力と自然からの恵みを見直すことで回復に至った経験がから当イベントを企画した」と話す。

 「講師の古谷さんは和ハーブのスペシャリストで、全国で数少ない予防医学全般の専門家。私が富山で予防医学を広めたいと思ったきっかけにもなった。身の回りの植物を、薬、入浴剤、衣食住の材料として活用してきた先人の知恵を通じて、富山の自然の恵みが身近に存在していることを参加者の皆さまに気付いてもらえたら。日々の体調に合わせて和ハーブを選択・活用していただき、健康的な暮らしを楽しみながら実践してもらえたら」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は13時~16時10分。参加費 3,500円。

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