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立山町で「立山まちなか文化祭2017」 清河北斗さんら県内作家による体験教室

造形作家の清河北斗さんによるドクロの展示

造形作家の清河北斗さんによるドクロの展示

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 五百石駅と図書館などが一体化した複合型公共施設「立山町元気交流ステーション みらいぶ」(中新川郡立山町)で11月18日・19日にイベント「立山まちなか文化祭2017」が初開催される。

イベントのフライヤー

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 富山の建築家グループ「AnT(アント)」、伝統工芸「越中瀬戸焼」の作家グループ「かなくれ会」らが参加する同イベントでは、「みらいぶ」を学校に見立て、県内で活動する作家たちによるさまざまな体験教室や展示会などを行う。スペースごとに文化的な企画を展開することで、立山町の街なかににぎわいを生み出し、地域の魅力を再発見することが狙いだという。

 図工部門では黒部市在住の造形作家・清河北斗さん、上市町在住の日本画家・平井千香子さん、「かなくれ会」による各展示のほか、アートユニット「ニュートラルプロダクション」と清河さんがコラボレートしたプロジェクションマッピングを行う。

 音楽部門では女性グループ「Grava(グラーヴァ)」、打楽器奏者・大久保貴之さんらによるライブ、家庭部門では「ポリ袋で作る料理教室」などのほか、ヨガ教室、ドローン操縦体験、「まち」と「くらし」をテーマにしたトークセッションなど多彩な学びの場を設ける。粘土造形、粉ガラスのアクセサリー作り、羊毛のレリーフ作りといった、子ども向けのワークショップも予定している。

 ガラス、木工、羊毛を使った雑貨を集めたクラフトブースや、特産品の里芋を使った「立山コロッケ」、人気ベーカリー「くじら堂」のベーグル(18日のみ)などが集まる飲食ブース、地元のコーヒー焙煎(ばいせん)店「FLAT COFFEE」が空き店舗の美容院をカフェにした「まちなかカフェ(パーマ屋カフェ)」も設ける。

 今回のイベントに際し、実行委員会のメンバーの男性は「清河さんや平井さんをはじめ、『富山の宝』ともいうべきアーティストが多数参加している。来場者のみならずアーティスト、スタッフにも、地方に住む意義を考え、地方の魅力を感じてもらえるようなイベントにしたい」と意気込む。「会場の駐車場には限りがあるので、来場には電車・バス等の公共交通機関を利用してほしい」と話す。

 開催時間は両日とも10時~17時。入場無料(一部ワークショップは有料)。

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