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富山在住の作家が日本酒イベント 富山の地酒を木彫、ガラス、磁器の器で

彫刻・版画家の西藤博之さん

彫刻・版画家の西藤博之さん

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 「千代鶴」「羽根屋」「白緑」などの地酒を取りそろえる居酒屋「DOBU6」(富山市総曲輪2、TEL 076-493-0146)で9月3日、富山市在住の彫刻・版画家の西藤博之さん主催による「日本酒を飲む会 大阪から富山へ」が開かれる。

イベントのフライヤー

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 独学で木造彫刻・木版画の技法を学んだ西藤さんは、唐招提寺(とうしょうだいじ)の「盧遮那仏(るしゃなぶつ)」をモチーフにした「rpm」など、ロックと仏教を融合させた作品を数多く制作。2014年10月には射水市・光照寺で個展「誰(た)がために鐘は鳴る」を開催し、境内で行った木彫刻の公開制作が話題を呼んだ。今年5月には大阪市内の「ぎゃらり かのこ」で、新たに抽象的な表現を開拓した「Todo o Nada(全か、無か、)」展を開いた。

 同ギャラリーで定期的に開いている日本酒企画を今回、富山で開催。現地の地酒を現地の作家が手掛けた器で飲むという趣旨で、器の展示即売会も行う。

 参加するアーティストは西藤さんをはじめ、朝日町在住のガラス作家・湯島淳さん、関西を拠点に活躍する陶芸家の兼澤愛朱さんの3人。それぞれが手掛けた木彫、ガラス、磁器の器で、富山の地酒を楽しむことができる。

 西藤さんがラベルのデザインを手掛け、和紙「八尾ひな紙」に一枚一枚版画を刷ったという特別ラベルの「福鶴酒造」の清酒のほか、地酒に合うつまみも用意する。

 開催時間は13時~。3時間地酒飲み放題で、参加費は3,000円。

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