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「道の駅 庄川」がリニューアルから1カ月 地元住民の集いの場に

特産品などの商品は新しいロゴの入った木箱を使いディスプレーされている

特産品などの商品は新しいロゴの入った木箱を使いディスプレーされている

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 砺波市の「道の駅 庄川」(砺波市庄川町示野、TEL 0763-82-7779)が6月27日のリニューアルオープンから1カ月を迎えた。

明るい雰囲気のフードコート

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 国道156号線沿いにある同道の駅は、県定公園庄川峡の玄関口として20年前に創設。外装、内装、ロゴマークなどのビジュアルアイデンティティー、制服などを刷新し1カ月前にリニューアルオープンした。

「観光客だけでなく地元市民も集う場」を目指し、店内レイアウトの工夫やメニュー開発、イベント企画を行ったという。

 新鮮な地元野菜や地元農家・企業が開発した商品が並ぶ「お買いものスペース」には、滞在時間そのものを楽しんでもらえるよう、商品の背景にあるストーリーを感じられる売り場作りを心掛けた。黒い天井と白いタイルのコントラストが印象的な「フードコート」では、地元の特産品を生かした「ゆずみそサラダピザ」や、スタッフが売り場にある商品を組み合わて考案した「ゆずサンデー」などのオリジナルメニューを提供する。

 カフェのような非日常空間が口コミで話題となり、地元住民の利用も除々に増えてきているという。フードコートを利用していた砺波市在住の30代女性は「友人の紹介で足を運んでみたが、道の駅とは思えないほどおしゃれな店内に驚いている。インスタグラムなどSNS映えしそうな場所が地元にできてうれしい」と話す。

 スタッフの中筋湖呼(ここ)さんは「庄川町は水田の景観が美しく、野菜が美味しい大好きな町。観光客向けの施設と思われがちだが、町の魅力を再発見してもらえるためにも地元市民の方々にもたくさん利用してもらえたら」と話す。駅長の東(あずま)さんは「今後は施設内で新しい発見・気付き・学びを体感できるイベントを実施していきたい。お客さまと一緒に商品開発を進めるなど、新しい取り組みも実現できれば」と意気込む。

 営業時間は9時~18時。火曜定休。

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