朝日町コミュニティーホール・アゼリア(朝日町平柳)で1月28日、糸魚川市駅北大火被災地チャリティーコンサート「Peacefull Live 2017」が開かれる。
2年前「『東北を朝日町から応援したい』と仲間を集め、コンサートを開催したPeaceful Live実行委員会が企画する同イベント。実行委員長の水島芳子さんは「昨年12月、糸魚川市で起こった大火を見て、前回のイベントに出演したコントラバス奏者の谷中秀治さんと再会し、熱が冷めないうちに開催することになった」と話す。
同イベントには、富山出身の女性2人組ユニット「ハニーグレース」、11年間ニューヨークでジャズ、ラテン音楽などの音楽活動を繰り広げた「谷中秀治&仁美」、富山県内で活動するコピーバンド「楽屋姫」、射水市出身のアイリッシュハープ奏者、一守明子さんが出演。
オープニングでは、糸魚川市在住者からのリクエストで「今年こそ早く春が来てほしい」との願いを込め、作詞が糸魚川出身の文化人である相馬御風の童謡「春よ来い」をハニーグレースと一守明子さんと来場者で合唱する。
販売ブースでは、海藻入りうどん、海洋高校生が考えた魚醤(ぎょしょう)、農家のおかきなどが入った「食べて応援・糸魚川の詰め合わせ」を限定20セット販売。出演アーティストの谷中仁美さんの手作りのビーフシチュー、オーガニックコーヒー、ぜんざい、朝日町の古民家カフェ「HYUGGE(ヒュッゲ)」よりハーブティーの販売も予定する。
会場には募金箱を用意。コンサートの収益は、経費を差し引いた後、糸魚川市へ復興義援金として寄付する。
水島さんは「12月22日の大火で144軒の家や店などの財産を一瞬で無くした方々に、西隣の朝日町から音楽でエールを送りたい」と来場を呼び掛ける。
コンサートは18時30分開場、19時開演。入場料は1,000円。