富山市中心地にある「フォルツァ総曲輪」(富山市総曲輪3)で7月29日、富山経済新聞1周年記念イベントが行われる。
富山市内を中心とするライブ、アートジャンルのイベント開催情報のほか、アニメ、珍スポットといったサブカルチャー情報を発信する同サイトは8月1日、開設から1周年を迎える。
これを記念して行うイベントは「ALL YOU NEED IS TOYAMA LOVE (オール・ユー・ニード・イズ・トヤマ・ラブ)~お前の『いいね!』を俺にくれ~」と題し、「日本一、郷土愛バカなウェブ新聞」をスローガンに掲げてきた富山経済新聞の歩みを2部構成でたどりながら、富山のユニークな魅力を新たに発掘していく。
第1部では、フェイスブックの「いいね!」を多数獲得した人気記事やプレビュー数の多かった注目記事を発表。富山経済新聞の記者たちが「いいね!」と自画自賛する記事を紹介するほか、今後の記事候補として珍スポット、珍奇祭などのディープな郷土ネタの発掘も行う。
第2部では、リクルート「R25」の発起人であり、富山経済新聞編集局長の藤井大輔さんがMCとして登壇。元「日経トレンディ」編集長で、商品ジャーナリストである北村森さんをゲストに迎え、地域メディアにおける地方創生をテーマにトークを繰り広げる。郷土愛を企画化・情報化して広げるための地域メディア、ネットメディアの活用の重要性に迫る。
今回の企画に際し、フリー編集者で富山経済新聞編集長の居場梓さんは「毎日の配信を心待ちにしてくださっている読者の皆さまのおかげで、無事1周年を迎えることができた。今回のイベントは富山経済新聞の“中の人”を知ってもらうことも目的のひとつ。イベント後は、より親近感を持って富山経済新聞を読んでもらえるのでは」と期待を込める。
珍スポットライターで副編集長のピストン藤井さんは「厳格な新聞体裁の記事に、いかに珍妙な郷土愛ネタを織り込むかに命を懸けている。当日の入場料は『いいね!』=『言い値』とかけた投げ銭方式なので、皆さんの財布の口を緩ませるべく真剣勝負で挑む。富山への愛を偏った視点で語り尽くしたい」と意気込む。
局長の藤井さんは「1周年を迎えられたのも、富山のサブカルチャー好きスタッフと読者に恵まれたおかげ。当日は記事に書ききれなかった裏話も披露したい。飛び入りゲストもあるかもしれないし、ないかもしれない。郷土愛あふれる人たち集いの場となればうれしい」と話す。
19時開演。料金は投げ銭形式。当日はビール、缶チューハイなどのアルコールや、簡単なおつまみも提供する予定。