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黒部・善巧寺で10年目の「お寺座ライブ」 曽我部恵一さんや二階堂和美さんなど

昨年の本堂ステージでのイベントの様子

昨年の本堂ステージでのイベントの様子

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 黒部・宇奈月町にある「白雪山善巧寺(はくせつざんぜんぎょうじ)」(黒部市宇奈月町浦山)で6月11日、音楽を軸に法話や読経を取り入れたイベント「お寺座LIVE vol.10」が開催される。

「お寺座LIVE vol.10」のフライヤー

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 「お寺座LIVE」は、善巧寺に集まる若者らが中心となって、「お寺は文化の発信地」をキーワードに、趣旨に賛同するアーティストと共に創り上げる舞台として2006年にスタート。

 年々認知度が高まり、ここ数年では予約チケットが数日で完売するようになった。今回10回目を迎えるにあたり、より多くの人に来てほしいと、例年行っている本堂内での「本堂ステージ」(17時半~21時)に加え境内の「屋外ステージ」(14時30分~17時)を設け、昼・夜の2部構成にした。

 出演するのは、「本堂ステージ」に二階堂和美さん、トクマルシューゴさん、うつくしきひかり、「屋外ステージ」に曽我部恵一さん、王舟さん、加藤りまさん。各ステージ3組ずつ、1日で全6組が出演し、転換時には同寺院の住職・雪山さんが説法や読経を行う。

 同寺院の境内や併設する会館には飲食などの出店エリアもあり、参加店は、宇奈月麦酒や黒部名水ポークフランクフルトなどを販売する地元ブースほか、「niginigi」「Kappa堂」(以上、金沢市)、「FAMs deli」「HERE WE ARE! 45CAFE」「Alpaca Coffee」「古本ブックエンド」(以上、富山市)を予定。

 そのほか、昨年好評だった富山の観光地でも知られる宇奈月の源泉を使った足湯を特設し、休憩スポットとして利用できるようにする。

 住職の雪山さんは「お寺座は独特の緩さと緊張感がある場所。それは、寺の場力とミュージシャンの圧倒的なパフォーマンスから生まれる。音楽を通して、人がふれ合い、行き交う場所となり、新たな文化が生まれるコミュニティーの場になれば」と期待を込める。

 14時30分開場、21時終了予定。入場料は共通(屋外・本堂全ての演目)チケット=4,000円(高校生以下2,000円)、屋外(屋外3組の演目)チケット=2,500円(同1,000円)。チケットの申し込みは4月25日20時から、公式サイトで受け付ける(定数に達し次第締め切り)。

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