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富山で陶芸家・船串篤司さん個展 「日常使いの器」作品中心に

代表作の細い縁のついたフラットなプレート

代表作の細い縁のついたフラットなプレート

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 富山の建築設計事務所「五割一分」(富山市磯部町3)2階ギャラリースペースで4月23日、茨城県笠間市を拠点に活動する陶芸家・船串篤司さんの個展「The Dishes」が始まる。

東京でのイベントの様子

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 茨城県水戸市出身の船串さんは、2009年から茨城県笠間市で「清ら工房」を運営する陶芸家。白釉(はくゆう)、鉄釉(てつゆう)、銀彩、貫入(かんにゅう)などの技法を使ってさまざまな表情を持った作品を生み出している。

 同展開催のきっかけは、「五割一分 東京事務所」ディレクターの三浦哲生さんが、知人との会食を通して船串さんと出会ったことから。4月17日までは「五割一分東京事務所」に併設するギャラリーで同展を行い、富山はその巡回展となる。

 富山での開催は初めてという個展では、これまで手掛けてきた多くの作品の中から、代表作品の、細い縁がついた平面プレートなど定番の作品を中心に紹介する予定。会場では作品の展示販売も行う。東京では飲食店と連携したイベントを企画したこともあり、レストラン店主や料理家も多く来場し、反響があったという。

 三浦さんは「東京都内の数々のレストランで船串さんの器に接する機会があり、その魅力に引かれ企画した。盛りつける料理をしっかりと引き立てる魅力のある器をぜひ手に取ってほしい」と話す。

 開催時間は11時~19時。入場無料。5月7日14時、5月8日11時は船串さんが在廊する予定。5月8日まで。

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