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画家・牧野伊三夫さんが「暮しの手帖」で新連載 初回は富山旅行記

「暮しの手帖」最新号

「暮しの手帖」最新号

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 現在発売中の生活総合誌「暮しの手帖」最新号(2022年10~11月号)で、富山に縁のある画家・牧野伊三夫さんの新連載が始まった。

カレーイベントで提供した「宝来カレー」

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 「描きたくなる旅 ~銭湯、酒場、ときどきカレー~」と題した連載は、牧野さんがスケッチブック片手に、全国各地に暮らす友人たちを訪ねる企画。当地の銭湯に浸かり、酒場を巡る中で、土地に根差して生きる人々の姿、風景を独自の視点でスケッチする。初回の富山編では、牧野さんが富山市在住の荒井江里さんを訪ねる。

 先日、富山駅北口で行われたフードイベント「ほんとカレーなんていつでも食べたい2022」に、荒井さんと共に出店した牧野さん。誌面では、イベントに向けてカレーを試作する2人の掛け合いをつづる。立山連峰に見立てたご飯に、雷鳥を模したウズラの卵をのせ、カレーの海に、ボイルしたホタルイカを泳がせた「宝来カレー」が完成。実際にイベントで提供し、2時間ほどで完売したという。

 ほかにも牧野さんが富山に通うきっかけとなったブックイベント「BOOK DAY とやま 2014」の回想や、その実行委員だった友人の「島ちゃん」こと亡き島倉和幸さん、ライターのピストン藤井さんとの交流、酒蔵「千代鶴酒造」(滑川市)を見学した際の様子などを記す。

 島倉さんとは遅くまで飲み歩いたと言い、島倉さんとの思い出の味であるもつ鍋店「お多福」(富山市婦中町)や、牧野さん愛用の和紙店「桂樹舎」(八尾)、民芸品店「林ショップ」(総曲輪)といったなじみ深い場所のほか、鳥料理を扱う「ひびきやキッチン2・3」(中央通り)、カレー店「スズキーマ」(西町)、銭湯「塩湯」(滑川市)など、今回の旅で新たに立ち寄った場所も写真入りで紹介する。

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