富山地方鉄道「電鉄魚津」駅前にある「ターさんタイ料理」(魚津市文化町)が、夜間限定でイートインを始めて1カ月がたった。
タイ出身のインタラウィシット・ワッチャレンさんが営む同店。周囲からは「ターさん」の愛称で親しまれ、店名の由来となっている。昨年9月にオープンしてからテークアウト専門店として営業していたが、同12月、予約限定で店内飲食を始めた。
ターさんはタイで日本人女性と出会い6年前に来日。現在は妻の地元である魚津市で、娘と3人で暮らしている。タイでの本業はカメラマンだったが、料理が得意で、友達にタイ料理を振るまったところ好評を博したため魚津で店を構えたという。
本場タイの食材を使ったメニューはタイの定番料理「ガパオライス」「ガバオ麺」をはじめ、チャーハン「カオパット」、焼きそば「パッタイ」(以上700円)、エビのカレー炒め「クンパッポンカリー」、ガパオライスのシーフードバージョン「ガバオシーフード」(以上800円)を用意。土日限定で「グリーンカレー」(700円)も提供する。
店内メニューはタイの定番スープ「トムヤンクン」(800円)、豚トロの炙(あぶ)り焼き「コームーヤーン」、春雨とエビのサラダ「ヤムウンセン」、空芯菜の炒めもの「パックブン」(以上700円)、キュウリのサラダ「ソムタム」(500円)などを用意する。「シンハービール」(550円)、ワイン「スパイ」(550円)などのアルコール類も提供する。
ターさんは「9月に開店してから、たくさんのお客さんに来ていただいている。本場のタイ料理は辛いものが多いが、辛くないメニューもあるので、より多くのお客さんに来ていただきたい。夜の店内メニューは予約で受け付けているので、気軽に連絡してほしい」と話す。
営業時間は11時~14時、16時~18時30分。月曜・日曜夜定休。