チョコレート専門店「QUON(クオン)チョコレート富山店」(富山市向新庄町5、TEL 076-471-5572)が12月12日、富山市向新庄町にオープンする。
同店は2014(平成26年)、障がい者の社会参加や所得向上を理念に掲げ、一般社団法人「ラ・バルカグループ」(愛知県豊橋市)代表の夏目浩次さん、ショコラティエの野口和男さんが立ち上げた。全国の福祉事業所と連携し、フランチャイズ展開する。北陸初出店となる富山店は、介護福祉事業を行う「アポケアとやま」(向新庄町)が運営に携わる。
「もっとピュアチョコレートへ」をコンセプトに、チョコレート本来の味を純粋に楽しめるよう、余計な油を一切加えない「ピュアチョコレート」素材にこだわる。木を基調としたスタイリッシュな店で販売する商品は多岐にわたり、すべてテークアウトのみとなっている。
オープンを記念し、オープニングパッケージを3種類用意。定番商品の「クオンテリーヌ」をはじめ「プレミアムテリーヌ」「クオンシェ」などの人気商品を詰め合わせる。価格は通常より安い設定になっているという。予約は現在、特設の注文フォームで受け付けている。
アポケアとやま代表の藤井明美さんは「スタッフ一同、オープン目指して毎日頑張っている。個人的には黒豆が入った抹茶フレーバーとほうじ茶のフレーバーの『クオンテリーヌ」がお薦め」と笑顔を見せる。
同店では10月より、オリジナルコンテンツとしてラジオ番組「チョコラジ!」を制作。月2回、ゲストを迎えながら富山、店舗にまつわる話やチョコレートの紹介などを行っている。放送は富山シティエフエムで週3回行われるほか、YouTubeチャンネルでも配信。専務の藤井大輔さんがMCを務める収録後の反省部屋番組「裏チョコラジ!」も、同チャンネルで同時配信している。
営業時間は10時30分~19時。水曜定休。オープン当日は夏目さんの来店も予定する。