富山発のドキュメンタリー「はりぼて」を軸とした、芸人・文筆家の水道橋博士によるトーク企画が、2月3日にオンライン配信で行われる。主催は「本屋B&B」(東京都世田谷区)。
「はりぼて」では富山のローカル局・チューリップテレビの追及で、富山市議会の不正が次々と暴かれていく。同局の記者だった五百旗頭幸男さん、砂沢智史さんが監督を務める。議員14人がドミノ辞職したいきさつと、議員たちのその後を追った同作を、水道橋博士は「2020年のおススメ映画」としてメディアで紹介してきたという。
「なぜ今、政治ドキュメンタリー映画が面白いのか」と題したトークイベントでは、「はりぼて」のほか大島新監督の「なぜ君は総理大臣になれないのか」、原一男監督の「れいわ一揆」などの政治を題材にしたドキュメンタリーを取り上げる。優れた作品が2020年に生まれた背景を探り、「なぜ日本の地方議員にダメなニュースが頻発するのか」というテーマに挑む。
特別ゲストに、フリーペーパー「R25」の元編集長であり、現在は故郷の富山で県議会議員を務める藤井大輔さんを招く。
開催時間は20時~21時30分。視聴料は1,650円。リアルタイム配信のみ。ホームページで事前登録が必要。