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富山でアニメ「ウルフウォーカー」上映 井浦新さんの子ども向けワークショップも

「ウルフウォーカー」のメーヴ(左)、主人公のロビン(右)

「ウルフウォーカー」のメーヴ(左)、主人公のロビン(右)

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 アニメ映画「ウルフウォーカー」の上映に伴い、俳優の井浦新さんをゲストに迎えたワークショップ「こども映画教室」が1月23日、富山市中心部のミニシアター「ほとり座」(富山市総曲輪、TEL 076-422-0821)で開催される。

幻想的な作画が特徴

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 同作は、米アカデミー長編アニメ映画賞に3度ノミネートされた、アイルランドのアニメーションスタジオ「カートゥーン・サルーン」による製作。ケルトの伝説に着想を得た「ブレンダンとケルズの秘密」「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」に続く、3部作の最終作となる。1650年のアイルランドを舞台に、オオカミ退治のハンターを父に持つ主人公の少女と、人間とオオカミが一つの体に共存する「ウルフウォーカー」の少女が、森で偶然友達になることからストーリーが展開していく。

 今回のワークショップは、一般社団法人「こども映画教室」によるミニシアターツアーの一環。「大人は手出し口出ししない」「本物の大人と出会う」をポリシーとする。保護者から離れて子どもたちだけで映画を見て感想を共有し、制作体験することを通じて映画について学ぶ。

 ゲストに迎える井浦さんは、同作の日本語吹き替え版で主人公の父親の声を務める。昨年には渡辺真起子さん、斎藤工さんら映画を中心に幅広く活躍する俳優仲間と、全国のミニシアターを応援するためのキャンペーン「ミニシアターパーク」を発足した。「ほとり座」とも縁のある井浦さんが上映後の舞台あいさつに登壇し、小・中学生対象のワークショップも行う。

 「ほとり座」スタッフの樋口裕重子(ゆちこ)さんは「子どもは未来の観客で、映画という文化の理解者だと考えている。映画をもっと近くに感じていただき、ものづくりの楽しさや豊かさを体験していただければ」と話す。

 開催時間は12時30分~16時。参加料は子ども=1,000円、大人=2,300円(大人は映画鑑賞と舞台あいさつのみ)。予約は1月9日11時から、電話で受け付ける。定員は25人。作品の上映は1月23日~2月5日。

 ※新型コロナウイルス対策によりゲストの井浦さんはリモート出演に変更。(1月15日追記)

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