富山市中心市街地にある「おばんざいとお酒 ひさし」(富山市総曲輪、TEL 076-442-0377)が4月8日より、テークアウトの提供を始めた。
同店はサラダや煮物、あえ物、焼き物など、季節を感じられる素材を使った料理や魚介のメニューがそろう。店主の松井寿芝さんは居酒屋をはじめ、鮮魚店、創作料理店などで修業を積み、2014(平成26)年に同店をオープン。4月で7年目を迎える。
テークアウトメニューは、おばんざい各種を盛り込んだ「日替わり弁当」(700円)のほか、通常の黒板メニューをベースとした単品メニューを金額ごとに用意する。300円メニューは「とりそぼろたっぷりのせ豆富」「タケノコとわさびおろし和え」「煮魚」など。400円メニューは「肉どうふ」「牛肉と玉ねぎ煮」「ひき肉ともやしピリ辛ソース(目玉焼のせ)」。500円メニューは「鶏のセセリ焼き」「本日の刺し身盛り」など。仕入れにより内容が異なることもある。
松井さんは「普段店に来られるお客さんとはまた違う方にも食べていただけるいい機会。家庭的なメニューを中心に、バランスの良い内容の料理を提供できれば」と話す。
店内では、普段店舗を持たずイベント出店を行う菓子店「chimade」の菓子販売も行う。地場の食材やスパイスを組み合わせた焼き菓子を特徴とし、マフィンやケーキなどを日替わりで提供する。
「chimade」の釣ちさとさんは「自粛ムードだが『chimade』のお菓子を食べて元気になってほしい。1人でも多く店に足を運んでもらえたら」と話す。日曜と祝日の提供はない。
営業時間は11時30分~13時30分、16時30分~19時。