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富山「D&DEPARTMENT」でアンチョビー作り講座 氷見の魚問屋工場長講師に

「つりや」の商品のなかでも人気が高い「糠アンチョビ」

「つりや」の商品のなかでも人気が高い「糠アンチョビ」

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 富山県民会館(富山市新総曲輪4)1階の「D&DEPARTMENT TOYAMA」(TEL 076-471-7791)で7月9日、ワークショップ「d SCHOOL わかりやすい保存食 釣屋魚問屋 つりやに学ぶアンチョビの作り方」が開催される。

「D&DEPARTMENT TOYAMA」でも販売している「つりや」の水産加工品

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 「釣屋」は氷見で150年以上続く老舗魚問屋。氷見沖や能登沖など近海で捕れる海の幸の中でも、よりすぐりの旬の素材を使った水産加工品を「つりや」で販売している。日持ちのする一般的な保存食に使われるような添加物や化学調味料は一切使わず、手間暇惜しまず作られたアンチョビーや薫製、干物などは、クオリティーの高さとおいしさで県外のファンも多い。

 同ワークショップでは、「釣屋魚問屋」加工食品部工場長の橋本学さんが、初夏に旬を迎えるイワシの中でもカタクチイワシを使いアンチョビーの作り方を教える。内容はカタクチイワシのさばき方から、塩漬けされたカタクチイワシを米ぬか、麹、唐辛子で漬け込む作業まで。当日漬けたアンチョビーは各自持参した容器で持ち帰って、熟成が進むのをじっくり待つという自宅での楽しみも。アンチョビーを使った料理もレクチャーし、体験しながら古くからの知恵である長期保存について知り、学べる企画になっている。

 同店スタッフの伊部さんは「多く漁港を有する富山県では、新鮮な魚介がスーパーで簡単に手に入る。新鮮だからこそ、刺し身で食べる機会が多く、食べきれない分は昆布締めにするなどして近日中には食べてしまう。古くからの知恵である長期保存について、あらためて知り、保存食の作り方やそれを使った料理について学びましょう」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は18時~20時。参加費3,000円(アンチョビーを使った軽食付き)。定員30人。申し込みは同店まで。

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