プレスリリース

再生可能エネルギー固定買取制度(FIT)を活用し事業の保全に信託方式を組み合わせた日本初の小水力発電所工事着工

リリース発行企業:株式会社深松組

情報提供:

総合建設業者である、株式会社深松組(所在地:宮城県仙台市、代表者:代表取締役社長 深松努、以下深松組)は本日、笹川小水力発電所建設並びに笹川地区簡易水道改良工事起工式を開催しました。これにより富山県朝日町笹川地区における小水力発電プロジェクトに着手します。



株式会社深松組代表取締役社長深松努
笹川小水力発電所建設並びに笹川地区簡易水道改良工事起工式『鋤取りの儀』

【背景】
富山県朝日町笹川地区は、100世帯余りが住む集落です。朝日町総人口11,334人、笹川地区の人口は259人です。笹川地区では、老朽化した水道施設の更新に約3億円が必要でしたが、深刻な過疎化によりその費用の捻出が出来ず、集落の存続が危ぶまれていました。深松組は大正14年、創業者である深松幸太郎が朝日町で水力発電所建設を主な事業として創業した経緯があり、この度の笹川地区の窮状を知り、力になりたいという思いから、地元住民や金融機関と協議を重ねておりました。そこで、地域を持続的に存続させる事業スキームを考案しました。

【プロジェクト概要】
笹川地区を流れる清流「笹川」という地域資源を利用した小規模水力発電所を建設することで再生可能エネルギーを開発します。これを国の固定価格買い取り制度(FIT)を活用し売電、老朽化した水道施設の工事費用を確保します。また、信託方式の採用により事業継続性を確保、地域住民に安定して水道が供給されることを可能にしました。FITと信託方式の組み合わせで地域のインフラ維持を実現するこの事業スキームは日本初の取組みです。この度のプロジェクトは、朝日町が水道設備新設費用を補助金で約3割負担し、地域住民及び笹川生産森林組合が発電所や配管の用地について協力し、北陸銀行が優遇利率を適用するなど、町、住民、銀行の積極的なバックアップにより実現に至ったものです。

<特長>
1:再生可能エネルギー固定買取制度(FIT) を利用
通常の電力価格より高く買い取る国の固定買取制度を活用し、その売電収入で地域の水道施設新設費用を捻出
2:事業継続性を確保するために信託方式を採用
信託の倒産隔離機能により、万一深松組が倒産した場合でも、地域住民の方々に安定して水道が供給される事業スキーム
3:地域雇用の創出
水力発電所の管理業務一式を、地元住民からなる一般社団法人で運営

この度着工する小水力発電施設は、取水地点の標高EL.186.95mから総落差88.86mです。水車は笹川の流量に合わせ、より費用対効果が優れている縦軸フランシス水車を選定。天候の変化による河川の渇水及び増水時における水車の停止はあるものの、理論上は1 年間を通して稼働する見込み。発電機の定格出力は約199kW となり、年間発電量は約1,370MWh を予定しています。取水点から笹川の水を取り込み、導水距離1092.1mを経て標高EL.98.09mの放水地点で笹川へ放水を行います。発電所の稼働は2023年秋、簡易水道改良工事は2024年度完成を予定しています。
本プロジェクトは図1 の事業スキームに従い取り組んでまいります。

【図1】



■株式会社深松組
本社:〒981-0931 仙台市青葉区北山一丁目2番15号
代表者:代表取締役社長 深松努
設立:大正14年3月1日
資本金:9,347万円
Tel:022(271)9211(代表)
Fax:022(275)7012
URL:https://www.fukamatsugumi.co.jp/index.html
事業内容:宮城県仙台市に本社を置く総合建設業者。1925年、富山県下新川郡朝日町で水力発電所建設の施工を主な事業とし、創業。本業の土木・建築は勿論、不動産賃貸事業、再生可能エネルギー事業、沖縄開発事業、アクアイグニス事業、海外事業等などを行っている。

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