
分散型エネルギーの発電・電力小売に立ちはだかる構造的な非効率をテクノロジーで改革するBluefield Energy株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:島田 孝文 以下「Bluefield Energy」)は、このたび株式会社北陸銀行(本店:富山県富山市、頭取:中澤 宏 以下「北陸銀行」)とビジネスマッチング契約を締結いたしました。
本契約を通じ北陸エリアでの太陽光発電所、並びに長期安定運用を推進して参ります。また本契約は、全国の地域金融機関との協業を通じて、太陽光発電所の収益改善と長期安定運用を支援する取り組みの第一歩となるものです。
協業の背景
近年、日本全国で再生可能エネルギーの導入が進む一方、電力系統の容量制約により、発電していても送電網に流しきれず売電を停止せざるを得ない「出力抑制(※1)」が各地で増加しています。エネルギー庁によると、北陸エリアにおける2026年度の出力制御の見通しは2.7%と、2024年度実績の0.9%から大きく上昇する見込みです。約0.5億kWhの発電量が出力抑制を求められ、発電所オーナーの売電収益や事業計画に与える影響が一層大きくなることが想定されています(※2)。こうした出力制御の増加は、発電所オーナーにとって長期安定運用を行う上で大きな課題となっており、早期の対応が必要とされています。また、2026年3月1日には東京電力パワーグリッドが需給バランスの悪化を受けて、自社エリアで初となる再生可能エネルギーの出力制御の実施を発表しており、出力制御は全国的な課題として顕在化しています。
こうした状況の中、地域に根ざした金融機関には、太陽光発電所オーナーから以下のような相談が増加しています。
- 出力制御による売電収益低下への不安
- 固定価格買取制度(FIT)から市場連動型のフィードインプレミアム(FIP)制度へ移行すべきかの判断に関する悩み
- FIT期間満了後の長期的な発電所運用の見通し
Bluefield Energyは、低圧から特別高圧、営農型を含む太陽光発電所に対応したアグリゲーションサービスや、FITからFIPへの移行サポートを提供しており、出力制御を含むこれらの課題に対して実効性のあるサービスの提供が可能です。
今回の北陸銀行とのビジネスマッチング契約は、地域金融機関と連携し、北陸地域をはじめとする全国の太陽光発電所の事業価値向上を支える体制構築の第一歩となるものです。
※1 出力制御:再エネ発電量が系統容量を上回る際、発電側に一時的な出力低減や停止を求める運用。発電していても売電できず、発電所オーナー収益に直接影響する。
※2 出典:「再生可能エネルギー出力制御の短期見通し等について」(資源エネルギー庁、 https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/saisei_kano/smart_power_grid_wg/pdf/006_01_00.pdf、2025年12月14日)
協業内容
本ビジネスマッチング契約を通じて、北陸銀行のお客様に以下のソリューションをご提供してまいります。
- FITからFIPへの移行サポート
- 低圧・営農型を含む太陽光発電所の運用代行(アグリゲーション)
また、北陸銀行とは、本ビジネスマッチング契約にとどまらず、北陸エリアの再エネ価値最大化に向けた地域密着型ソリューションの共同企画を進めていきます。
Bluefield Energy代表コメント
Bluefield Energy株式会社 代表取締役 島田 孝文
このたび北陸銀行様とビジネスマッチング契約を締結できましたことを、大変嬉しく思います。
再生可能エネルギーの普及が進む一方で、出力制御の増加やFIT期間満了、リパワリング※3など、発電所オーナー様が直面する課題はますます複雑化しています。こうした状況において、地域金融機関である北陸銀行様と連携し、太陽光発電所の長期安定運用を支援できることは大きな意義があると考えております。
今回の協業を機に、北陸地域における再エネ価値の最大化に向け、より一層取り組みを強化してまいります。

※3 リパワリング:経年劣化した太陽光発電設備を、発電効率・売電収益向上のために最新機器へ交換・修繕すること
会社概要
社名:Bluefield Energy株式会社(ブルーフィールドエナジー)
代表者:代表取締役 島田 孝文
所在地:東京都港区新橋5丁目13番5号 新橋MCVビル9階
設立:2024年11月
事業内容:電力アグリゲーション事業(太陽光・蓄電池・併設)
請求管理システム「BF Cloud」の開発・提供
再生可能エネルギー発電所及び蓄電所の開発・運用代行
URL:https://bluefieldenergy.co.jp/