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射水で南インド料理ユニット「マサラワーラー」企画 「アジアハンター」新刊発売記念

アジアハンターの小林さん(中央)とマサラワーラーのコンビ

アジアハンターの小林さん(中央)とマサラワーラーのコンビ

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 「アジアハンター」新刊発売記念としてイベント「マサラワーラー×アジアハンター ナマステ富山 レーワ元年」が6月2日、櫛田コミュニティセンター(射水市串田)で開催された。

バナナの葉にのせられた南インドの定食「ミールス」

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 「マサラワーラー」は、東京都在住のミュージシャンの鹿島信治さんと画家・武田尋善さんから成る南インド料理ユニット。南インド料理が大好きで作りすぎてしまうという2人が店を持たず、日本全国のパーティーやイベントで腕を振るう。本場の南インドでも料理を提供し、現地の人々から「いつも食べている味」と絶賛され、現地の新聞にも取り上げられたこともある。

 富山でのイベントは昨年12月に引き続き4回目。昼と夜の2部で構成し、昼の部は「各種ビリヤーニ食べさせられ放題」、夜の部は「南インド料理ノンベジミールス食べさせられ放題」が開催された。

 昼の部の「各種ビリヤーニ食べさせられ放題」では、米とスパイスから作る米料理のビリヤーニをチキン、エビ、野菜の3種類で提供。夜の部の「南インド料理ノンベジミールス食べさせられ放題」では、南インドのインディカ米に、イカとマサラ炒めの「コーンタールトック」、魚とタマリンドとココナツの炒め煮の「ミーンコロンブ」、チキンのスパイス炒め煮の「コーリコロンブ」など肉や魚が入った料理を、バナナの葉っぱに見立てた皿で提供した。それぞれの回では、マサラワーラーのトークで会場がにぎわう中、多くの参加者が現地風に手食を行い、皿を折り畳むまで料理が提供され続け参加者の腹を満たした。

 当日は、アジアの食器・雑貨を販売する「アジアハンター」の出張販売も行われた。インド料理で使用するミールスのプレート、チャイサーバー、スープを入れる器のカトゥリ、インドの有名人のお面などを展示販売。5月に発売された日本国内のインド亜大陸の料理や文化に触れた新書籍「日本の中のインド亜大陸食紀行」の販売とサイン会も行われた。

 アジアハンターの小林真樹さんは「本書では富山モスクでのラマダンでのイフタール(断食明けの日没後の食事)をフィーチャーした。調理器具の輸入販売を通じて、日本全国の食を中心としたインド亜大陸のフィールドワークを書いたので、書店などで手にしてほしい」と話す。

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