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富山で福祉イベント「ごちゃまぜ・とやま」 乙武洋匡さん参加のシンポジウムも

ゲストの乙武洋匡さんと、ピアニストのYOUTAさん

ゲストの乙武洋匡さんと、ピアニストのYOUTAさん

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 共生社会をテーマとした福祉イベント「変わらんまいけ! ごちゃまぜ・とやま」が2月2日、「富山国際会議場」(富山市大手町)のメインホールで行われる。

「ごちゃまぜ・とやま」のポスター

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 3部構成となっており、第1部では盲目のピアニスト・YOUTAさんが生ピアノのソロライブを披露。第2部は富山で社会福祉活動を行う企業団体のプレゼンテーション、第3部はゲストに作家・乙武洋匡さんを迎えたシンポジウムを予定している。

 YOUTAさんは1982(昭和57)年生まれ。富山県立盲学校で電子オルガンを本格的に始め、武蔵野音楽大学卒業後、富山を中心にソロライブ活動を行っている。障がいを持つミュージシャンの祭典「ゴールドコンサート」で、楽曲賞を3度受賞している。乙武洋匡さんは1976(昭和51)年生まれ。早稲田大学在学中に出版した「五体不満足」がベストセラーになる。卒業後、小学校教諭やNPO代表などを務める傍ら、作家としても活躍。昨年10月に、障がい者のホストを主人公にした小説「車輪の上」を発表している。

 主催の「次世代ソーシャルワーク研究所」藤井大輔さんは「福祉の業界では、児童・障がい・高齢者分野がそれぞれ異なる領域として運用されているケースが多い。その垣根を越えて『ごちゃまぜ』で、地域共生社会を考えていこうというのが最近のトレンドとなっている。富山はその先駆けとして『富山型デイサービス』が有名だが、ほかにも意欲的な取り組みが数多くあることを広く知ってもらいたい」と話す。

 シンポジウムには乙武さんのほかに、富山国際大学教授の村上満さん、富山県立高志支援学校校長の石政佳恵さんが登壇。「多文化共生を考える」をテーマに、当事者と支援者、双方の視点から地域福祉について語り合う。

 13時30分開演。入場無料。

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