富山市岩瀬にある「MUROYA」(富山市東岩瀬村1、TEL 076-437-6665)のカフェで1月より、新メニュー「選べるあったかスープランチ」の提供がスタートした。
「学んで食べて楽しもう」をコンセプトにカフェ・ショップ・イベントスペースを併設する同施設。障がい者や高齢者が自立し社会で活躍できるよう、さまざまな取り組みを行っており、カフェでも技術支援を受けた障がい者が働く練習をしている。
カフェで提供するランチの新メニューは、富山市内でも特に高齢化が進む岩瀬地区という場所柄、寒い冬場は暖を求めて人が集まる場所に来ることから、スープで体を温めてもらいたいとの思いで考案したという。旬の食材で作る11種類のスープから2種類のスープを選ぶことができる。
スープは多くの野菜を煮込んだブイヨンと、同店の主力食材である「悠牧豚」のエキスがベース。着色料、化学調味料不使用で、スープの素材本来の味と食材そのものの色を楽しむことができる。パンを漬けて食べるスタイルを推奨し、基本はコクのある仕上がりにしているが「トマトカツオ」のようなあっさりとしたスープもある。
シェフで職業指導員の川﨑誠士さんは「冬季限定メニューとして、4月ごろまでの販売を予定している。春以降の新規メニューも開発中なので期待していてほしい」と話す。
営業時間は10時~16時。火曜・水曜はランチ休み。